
赤い空にウロコ雲の写真と地震を懸念する投稿について | 地震雲は本当に地震の前兆なのか? | 大地震に備えて知っておくべきこと
SNSで、関西から中部エリアで撮られたという赤い空にウロコ雲の写真と地震を懸念する投稿が散見される。気象庁によると、和歌山県北部で震度2(M4.1)の地震が発生。和歌山県北部を震源とした有感地震は、6月に3回、5月に3回、4月に4回と頻繁に起こっている。地震雲は、大地震の前兆として発生する「宏観異常現象」のひとつとして昔から注目されるが、地震研究者からは科学的根拠がないと一蹴されている。