帯状疱疹ワクチンはいつ打つ？50歳・60歳・70歳の年代別おすすめ接種時期を解説

帯状疱疹ワクチンは、50歳以上の方であれば接種が可能であり、特に65歳、70歳、75歳といった定期接種の対象年齢になったタイミングで接種するのがおすすめです。2025年4月から帯状疱疹ワクチンの定期接種が始まり、対象者は公費負担で接種できるようになりました。この記事では、帯状疱疹ワクチンを50歳、60歳、70歳のそれぞれの年代でいつ打つのが最適なのか、ワクチンの種類や効果の違い、費用、副反応まで詳しく解説していきます。帯状疱疹は80歳までに約3人に1人が発症するとされる身近な病気であり、発症すると強い痛みや後遺症のリスクがあるため、適切な時期にワクチンを接種して予防することが重要です。

帯状疱疹とはどのような病気なのか

帯状疱疹は、水痘・帯状疱疹ウイルスによって引き起こされるウイルス感染症です。このウイルスは、子どもの頃にかかる水ぼうそうの原因ウイルスと同一のものであり、水ぼうそうが治った後も体内から完全に消えることはありません。ウイルスは脊髄神経や脳神経の神経節に潜伏し続け、普段は免疫力によって活動が抑えられています。しかし、加齢やストレス、疲労、病気などで免疫力が低下すると、ウイルスが再び活性化して帯状疱疹として発症します。

帯状疱疹の特徴的な症状は、体の左右どちらか一方に帯状に現れる痛みを伴う発疹です。再活性化したウイルスは神経線維を伝わって皮膚へ移動するため、感染した神経に沿って症状が現れます。初期症状としては皮膚のピリピリ、チクチクとした痛みや違和感から始まることが多く、その後数日で赤い発疹が出現し、水ぶくれに変化します。発疹は通常、胸や背中、お腹などの体幹部に出ることが多いですが、顔面や頭部に出ることもあり、特に目の周りに発症した場合は視力障害のリスクがあるため注意が必要です。

50歳以上で帯状疱疹の発症リスクが高まる理由

日本人の15歳以上の約9割以上は、水痘・帯状疱疹ウイルスに対する抗体を持っているとされています。つまり、ほとんどの人が子どもの頃に水ぼうそうにかかっており、体内にウイルスを持っているため、帯状疱疹を発症する可能性があります。加齢に伴い免疫機能は自然に低下していくため、高齢になるほど帯状疱疹の発症リスクは高まります。50歳を境に発症率が急激に上昇し、70代でピークに達することが分かっています。

日本国内の大規模な疫学調査である宮崎スタディ（1997年から2017年）によると、帯状疱疹の年齢別発症率は人口1000人あたり、50歳から59歳で5.23人、60歳から69歳で6.95人、70歳から79歳で7.84人とピークに達し、80歳から89歳では6.93人となっています。このデータからわかるように、帯状疱疹の発症率は50代から増加し始め、70代で最も高くなります。

別の疫学調査である小豆島スタディでは、より詳細なデータが示されています。50代では帯状疱疹の発症率が人口1000人あたり9.2人、60代では9.6人、70代では12.9人、80歳以上では12.6人となっています。また、発症率には性差も見られ、50代と60代において女性の発症率が男性よりも高いという結果が報告されています。

帯状疱疹後神経痛という深刻な後遺症について

帯状疱疹の最も深刻な合併症が帯状疱疹後神経痛（PHN）です。これは帯状疱疹の皮疹が治癒した後も、3カ月以上にわたって痛みが持続する状態を指します。帯状疱疹にかかった人の5％から20%にPHNが合併するとされており、特に高齢者での発症リスクが高くなっています。60歳から65歳以上では約20％、80歳以上では30%以上の方にPHNが発症すると報告されています。

帯状疱疹後神経痛の痛みは多様で、焼けるような持続性の痛み、締め付けるような痛み、ズキンズキンとする疼くような痛み、刺すような痛み、電気が走るような痛み、鋭く引き裂くような痛みなどが混在することがあります。また、アロディニアと呼ばれる症状も特徴的で、通常であれば痛みを感じないような軽い接触、たとえば衣服が触れる程度でも激しい痛みを感じることがあります。これらの症状は睡眠障害を引き起こし、日常生活に大きな支障をきたすことがあります。

帯状疱疹後神経痛になりやすい要因としては、50歳以上の年齢、発症時の帯状疱疹の症状が重度であったこと、糖尿病などの合併症があること、体幹部や顔面に皮疹ができたこと、帯状疱疹発症から抗ウイルス薬の投与開始までに72時間以上経過したことなどが挙げられます。帯状疱疹が発症してから72時間以内に抗ウイルス薬による治療を開始すると、PHNになりにくいことが知られており、早期発見・早期治療が重要です。

帯状疱疹ワクチンの種類と効果の違い

現在、日本で使用されている帯状疱疹ワクチンには2種類あります。それぞれの特徴を理解して、自分に合ったワクチンを選ぶことが大切です。

乾燥弱毒生水痘ワクチン「ビケン」の特徴

ビケンは2016年に帯状疱疹予防として認可されたワクチンです。もともとは水ぼうそうの予防ワクチンとして開発されたもので、弱毒化された生きたウイルスを使用しています。接種回数は1回で、皮下注射で接種します。費用は約7,000円から10,000円程度です。

ビケンの予防効果は、接種後1年で約60%から68.7%、接種後5年で約40%、接種後8年では4.2%まで低下します。帯状疱疹後神経痛の予防効果は約60%です。効果持続期間については、接種後年数が経過するにつれて効果が急激に低下し、8年目にはほとんど効果がなくなります。

シングリックス（不活化ワクチン）の特徴

シングリックスは2020年に認可された新しいタイプのワクチンです。正式名称は組換え沈降帯状疱疹ワクチンで、ウイルスの一部の成分と免疫を高める物質（アジュバント）を組み合わせて作られており、生きたウイルスは含まれていません。接種回数は2回で、1回目から2カ月から6カ月後に2回目を接種します。接種方法は筋肉注射で、費用は1回あたり約20,000円、2回合計で約40,000円から60,000円程度です。

シングリックスの予防効果は非常に高く、50歳以上での帯状疱疹発症予防は97.2%、70歳以上でも89.8%の予防効果があります。接種後10年経っても70%以上の予防効果を維持することが確認されています。帯状疱疹後神経痛の予防効果も90%以上と、ビケンと比較して大きな差があります。

帯状疱疹ワクチンの副反応と安全性について

シングリックスは効果が高い一方で、副反応の頻度も比較的高いことが知られています。接種部位の反応として、痛みが78%、赤み（紅斑）が38%、腫れが26%の方に見られます。全身症状としては、筋肉痛が約40%、疲労感が約40%、頭痛が約30%、悪寒が約20%、発熱が約20%の方に見られます。その他、胃腸症状として悪心、嘔吐、下痢、腹痛なども報告されています。これらの副反応はほとんどが3日以内に改善します。

ビケンはシングリックスと比較して副反応が軽い傾向にあります。接種部位の腫れが約50%の方に見られ、全身性の副反応は比較的少ないです。水痘様発疹が2%から3%の方に見られ、まれに全身に出ることがあります。接種部位の痛み、赤み、かゆみなどが主な副反応で、通常は軽度で自然に治まります。

両ワクチンとも重篤なリスクは確認されておらず、安全性が確認されたワクチンとされています。シングリックスについては、日本人約1,000名を含む37,000人超が参加した国際共同第III相臨床試験で安全性が評価され、現在では日本を含む世界18カ国以上で使用されています。

2025年4月から始まった定期接種制度の内容

2025年4月1日から、帯状疱疹ワクチンは予防接種法に基づく定期接種（B類疾病）の対象となりました。これにより、対象者は公費負担で接種を受けることができるようになっています。

定期接種の対象者は、原則としてその年度内に65歳になる方です。また、2025年度から2029年度までの5年間は経過措置として、各年度内に70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳になる方も対象となります。100歳以上の方については、2025年度に限り全員が対象となっています。さらに、60歳から64歳でHIVによる免疫機能障害があり、日常生活がほとんど不可能な方も対象です。

重要なポイントとして、定期接種で帯状疱疹ワクチンを接種できる機会は、該当する年齢となる年度の1年間のみであり、生涯で1回限りの機会となります。 対象年齢に達したら、機会を逃さないよう注意が必要です。

定期接種では、ビケンまたはシングリックスのいずれか1種類を選択して接種します。どちらを選ぶかは、主治医と相談して決めることになります。自己負担額は自治体によって異なりますので、お住まいの市区町村の情報を確認してください。低所得者については、接種費用の国庫負担制度があります。

50歳から64歳の方におすすめの帯状疱疹ワクチン接種時期

50歳から64歳の方は、2025年度からの定期接種の対象外となりますが、任意接種として帯状疱疹ワクチンを接種することができます。50歳を過ぎると帯状疱疹の発症率は急激に上昇し始め、50歳未満と比較して2倍から3倍の発症率となるため、この年代での予防接種は十分に意味があります。

この年代で接種を検討すべき方としては、ストレスが多い生活を送っている方、免疫力の低下が気になる方、帯状疱疹にかかった家族がいる方、仕事を長期間休めない方などが挙げられます。50代は仕事や家庭での責任が重い時期であり、帯状疱疹による長期の痛みや療養は大きな負担となります。シングリックスを選択すれば、10年以上の予防効果が期待できます。

費用面で負担を感じる場合は、65歳の定期接種まで待つことも選択肢ですが、その間に発症するリスクがあることを理解しておく必要があります。自治体によっては50歳以上を対象とした助成制度があり、費用負担を軽減できる場合があります。

65歳の方は定期接種の最初の機会を逃さないことが重要

65歳は定期接種の対象年齢となる最初の年です。この年に接種しないと、次の機会は70歳まで待つ必要があります。65歳での接種を強くおすすめする理由は、公費負担で接種できるため経済的負担が軽減されること、65歳以降は発症リスクがさらに高まるため早めの予防が重要であること、定期接種の機会を逃すと次は5年後の70歳まで待つことになることです。

注意すべき点として、定期接種の機会は生涯で1回のみであり、65歳の年度中に接種しないとこの機会を逃すことになります。 対象年齢になったら、早めに接種の予約をすることをおすすめします。

70歳の方は発症リスクが最も高い年代であることを認識すべき

70代は帯状疱疹の発症率が最も高い年代です。宮崎スタディのデータでは、70代の発症率は人口1000人あたり7.84人と、全年代で最も高い数値を示しています。70歳での接種を強くおすすめする理由は、発症リスクが最も高い年代であること、帯状疱疹後神経痛のリスクも高まること、経過措置により公費負担で接種できること、重症化すると日常生活に大きな支障をきたすことです。

この年代ではシングリックスの接種がより推奨されます。70歳以上でも89.8%という高い予防効果があり、帯状疱疹後神経痛の予防効果も90%以上で、効果が長期間持続するためです。ただし、副反応が気になる方や2回の接種が難しい方はビケンも選択肢となります。

75歳以上の方も経過措置を活用して接種を検討すべき

75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳になる年度に、経過措置として定期接種を受けることができます。高齢になるほど帯状疱疹後神経痛のリスクが高まり、80歳以上では30%以上の方にPHNが発症するとされています。痛みが長期間続くと、睡眠障害やうつ状態、日常生活動作の低下につながることがあります。この年代でも接種は有効ですので、対象年齢になったら積極的に接種を検討してください。

シングリックスとビケンのどちらを選ぶべきか

シングリックスをおすすめする方は、高い予防効果を求める方、長期間の予防効果を期待する方、免疫機能が低下している方または低下する可能性がある方、帯状疱疹後神経痛を特に予防したい方、費用よりも効果を重視する方です。

ビケンをおすすめする方は、費用を抑えたい方、1回の接種で済ませたい方、副反応をできるだけ軽くしたい方、シングリックスの副反応が心配な方です。ただし、免疫機能に問題がある方や免疫抑制剤を使用している方はビケンを接種できないため、シングリックスを選択することになります。

医学的な観点からは、予防効果と持続期間の点でシングリックスが優れています。特に70歳以上の方や帯状疱疹後神経痛のリスクが高い方にはシングリックスが推奨されます。一方で、費用や副反応の観点からビケンを選択することも妥当な判断です。どちらのワクチンも接種しないよりは接種した方が帯状疱疹の予防に効果があります。最終的な判断はかかりつけ医と相談して、ご自身の健康状態や生活状況に合わせて決めることが大切です。

ワクチン接種ができない人と注意が必要な人

ビケンは生ワクチンであるため、接種できない方がいます。妊娠中の方、明らかに免疫機能に異常のある疾患を有する方、免疫抑制をきたす治療を受けている方は接種できません。具体的には、ステロイド長期服用中の方、シクロスポリン服用中の方、タクロリムス服用中の方、アザチオプリン服用中の方、抗リウマチ剤服用中の方、抗悪性腫瘍剤治療中の方、がん患者、HIV感染者、生物学的製剤投与中の方が該当します。また、輸血やガンマグロブリンの注射を受けた方は治療後3カ月以上、大量ガンマグロブリン療法を受けた方は治療後6カ月以上間隔を空けて接種する必要があります。

シングリックスは不活化ワクチンのため、免疫機能に問題がある方でも接種が可能です。禁忌となるのは、ワクチン成分に対して重度のアレルギー反応を起こしたことがある方、過去の接種後に重度のアレルギー反応を起こしたことがある方のみです。ただし、血小板減少症や凝固障害を有する方、抗凝固療法を実施されている方、中等度または重度の急性疾患がある方は接種時に注意が必要です。免疫抑制療法を予定している方は、可能であれば治療開始の14日以上前に接種することが推奨されます。

自治体の助成制度を活用する方法

2025年度からの定期接種とは別に、多くの自治体で50歳以上の方を対象とした任意接種への助成制度が設けられています。

静岡市では50歳以上の市民を対象に1万円の助成があり、生涯2回まで利用できます。尼崎市では50歳以上60歳以下の市民を対象に4,000円の助成が1回限り受けられます。大田原市では50歳以上の市民を対象に、生ワクチンは接種費用の半額で上限4,000円、不活化ワクチンは接種費用の半額で上限10,000円が2回まで助成されます。名古屋市でも50歳以上の市民を対象とした助成制度があります。

お住まいの市区町村のホームページや保健センター、かかりつけの医療機関で助成制度の有無や内容を確認することをおすすめします。定期接種の開始に伴い、一部の自治体では任意接種への助成制度が終了または変更される場合がありますので、最新の情報を確認してください。

帯状疱疹ワクチン接種前後の注意点

接種前には、現在の健康状態として発熱や急性疾患がないかを確認してください。アレルギーの有無、特にワクチン成分に対するもの、服用中の薬として免疫抑制剤など、過去のワクチン接種での副反応歴、生ワクチンの場合は妊娠の可能性も確認が必要です。

接種後は、30分程度は医療機関で様子を見ることが推奨されています。接種当日は激しい運動を避け、接種部位を清潔に保ち、副反応が強く出た場合は医療機関に相談してください。

シングリックスは2回接種が必要であり、1回目の接種から2カ月から6カ月の間に2回目を接種します。2回目の接種を忘れないよう、1回目接種時に2回目の予約を入れておくことをおすすめします。もし2回目の接種が6カ月を超えてしまった場合でも、最初からやり直す必要はありません。できるだけ早く2回目を接種してください。

ワクチン以外の帯状疱疹予防法と早期発見の重要性

帯状疱疹の発症を完全に防ぐことは難しいですが、日常生活で心がけることで発症リスクを下げることができます。十分な睡眠をとること、バランスの良い食事を心がけること、適度な運動を続けること、ストレスをためないようにすること、疲労を蓄積させないことが大切です。

帯状疱疹は発症から72時間以内に抗ウイルス薬による治療を開始することで、症状の軽減や帯状疱疹後神経痛の予防効果が期待できます。体の片側だけにピリピリ、チクチクとした痛みがある場合、皮膚に帯状の赤い発疹や水ぶくれが出てきた場合、発疹が出る前から皮膚に違和感がある場合は、早めに医療機関を受診してください。特に顔面、目や耳の周りに症状が出た場合は合併症のリスクがあるため、できるだけ早く受診することが重要です。

帯状疱疹ワクチンに関するよくある疑問

過去に帯状疱疹にかかったことがある方もワクチン接種は可能です。帯状疱疹は再発することがあり、再発率は約6%と報告されています。再発までの期間は平均約13年で、3年から11年目の頻度が高いとされています。そのため、過去に発症した方も再発予防や再発時の後遺症予防として、ワクチン接種が推奨されます。接種の目安としては、皮膚の症状がすっかり回復してから2カ月から半年ほど経った頃が適切です。

帯状疱疹ワクチンと他のワクチンの同時接種については、医師が特に必要と認めた場合は、インフルエンザワクチン、新型コロナワクチン、高齢者肺炎球菌ワクチンなどと同時に接種が可能です。ただし、生ワクチンのビケンについては、他の生ワクチンとの接種間隔を27日以上あける必要があります。不活化ワクチンのシングリックスについては、他のワクチンとの接種間隔に特に制限はありません。

ワクチンを接種しても帯状疱疹を100%予防できるわけではありません。しかし、ワクチン接種により発症リスクを大幅に下げることができます。また、万が一発症した場合でも症状が軽く済む可能性が高くなり、帯状疱疹後神経痛などの後遺症のリスクも軽減されます。

65歳の定期接種の機会を逃してしまった場合、2025年度から2029年度までの経過措置期間中は、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳になる年度に定期接種を受けることができます。定期接種の機会を待たずに、任意接種として自費で接種することも可能です。

副反応が心配な方については、シングリックスの場合、接種部位の痛みが78%、筋肉痛や疲労感が約40%の方に見られますが、これらは通常3日以内に改善します。重要な仕事や予定がある場合は、接種日を調整することを検討してください。副反応が軽いビケンを選択することも一つの方法です。ワクチン接種自体は数分で終わりますが、接種後30分程度は医療機関で経過観察を行うことが推奨されていますので、受付から帰宅まで1時間程度を見込んでおくとよいでしょう。

まとめ：帯状疱疹ワクチンを接種するおすすめの時期

帯状疱疹は50歳以上のほとんどの方が発症する可能性のある病気です。加齢とともに発症リスクは高まり、70代でピークに達します。発症すると強い痛みを伴い、帯状疱疹後神経痛という後遺症が残ることもあります。

2025年4月からの定期接種化により、65歳の方や経過措置対象の方は公費負担でワクチンを接種できるようになりました。定期接種の機会は生涯で1回限りですので、対象年齢になったら機会を逃さず接種することが大切です。

ワクチンには2種類あり、効果と持続期間に優れるシングリックスと、1回接種で済み副反応が軽いビケンがあります。ご自身の健康状態や生活状況に合わせて、かかりつけ医と相談して選択してください。50歳から64歳の方も任意接種として予防接種を受けることができ、自治体の助成制度を活用することで費用負担を軽減できる場合があります。

帯状疱疹の痛みや後遺症から身を守るために、適切な時期にワクチン接種を検討してください。