親子関係における共依存問題と「ひきこもり」問題 | 日本の家族関係の現状と親の役割について

生活

内閣府の調査によると、全国で推計146万人の15~64歳の「ひきこもり」がおり、この問題は「8050問題」として注目されています。一方、親子が互いに長期的に同居するケースもあり、共依存問題があることがわかっています。都内在住の由希子さんは、保険会社で働きながら78歳の母親と二人暮らしをしており、母親から「大きくなったらお婿さんを迎え入れるものだ」という考え方を刷り込まれて育ったと語っています。

私は、娘をとても大切に思っています。彼女とはとても仲が良く、映画やカラオケに行くなど、一緒に楽しい時間を過ごしています。しかし、最近、彼女が一人暮らしをしたいと言い出しました。彼女は、「自分で自立しなくちゃいけないから」と言っています。「お母さんからたくさん愛情をもらったから、今度は自分で生きていかなくちゃいけないんだよ」とも言われました。私は、娘が巣立ちたいと言い出したことで、とても嬉しく思いました。もちろん、寂しさも感じますが、私自身にもまだまだやりたいことがあるため、それに専念できることが楽しみでもあります。愛情を注ぐことと依存することは違うと思います。可愛い我が子でも、ずっと家にいたいと言われたら、迷惑です。娘が巣立つことによって、私自身も成長することができると思います。将来的には、娘の成長を見守りながら、彼女との関係をより深めていきたいと思います。

親子の関係は互いに人生を歩みながら変わっていくものです。どっぷり一緒にいる時期もありますが、少し離れたり、また近づいたりします。お互いに歳を重ねていくと、譲れない部分が多くなり、いつの間にか子供の方が親よりも強くなってしまうこともあります。強くなるというよりは、子供が頼りになる年齢になっていく感じでしょうか。また、口うるさくなることもありますね。

お互いにある程度の年齢になったら、スープの冷めない距離で付き合える関係が自然に続くと嬉しいですね。

子供を自信を持って社会に送り出すことが親の役目だと考えています。自信を持つためには、自分で経済力を持ち、家庭を持ち、社会に貢献し続けることが必要です。

もちろん、子供を溺愛するのは良いことですが、親は先に旅立ちます。その時、子供が依存していると悲しみ深くなるかもしれません。しかし、社会に出て、結婚し、暖かな家庭を持っていれば、親の死は自然なこととして受け止めることができるはずです。

とにかく、親の役目は、子供が幸せに生きていくために、どうすれば良いのかを考えることだと思います。

私も長男で、物心ついた頃から母に「長男だから家を継ぎなさいよ」と言われていました。商売をしていたわけでも、金持ちの家庭でもなく、ごく普通のサラリーマンの家庭でした。

今思えば、年をとった親に面倒を見てあげることが大切だということなのでしょうが、やはり若い頃から心の奥底に「家を継ぐ」というプレッシャーを感じていました。

私は結婚して実家の近くに住んでいますが、そんなことは気にせずに出て行ってもよかったのかもしれません。しかし、勉強があまり得意でなかったため、進学や就職といった出ていくきっかけや勇気がありませんでした。

結局、家を継がなかったのは母のせいではなく、自分自身の責任だと思います。

私は戦後翌年生まれですが、学生の頃から両親とはうまくやれず、結婚後も2世帯住宅を建てて協力して暮らしましたが、結局は相性が合わず別居することになりました。両親が亡くなる前に会うことができなかったのが残念でした。親子関係について、幼い頃は良かったかもしれませんが、成長して独立するにつれて、親子であってもそれぞれが独立した人間として認めるべきだと思います。互いの意見が異なっていても、親子関係は親子関係であり、次世代に受け継いでいくことが基本です。もちろん、意見が合わなくても良いこともあるかもしれませんが、それでも基本的には育ち、独立し、結婚して子孫を残すべきだと思います。しかし、今の日本は、教育や政治の変化によって変わってしまいました。低賃金の外国人を増やし、日本人が減っても平気な雰囲気を作り、リベラルな報道メディアの洗脳によって、本来の日本国民にとって良くない方向へと誘導されているように感じます。

私は都内在住の30代女性です。一度も家を出たことはありません。社会人になってすぐに父親を亡くし、母が心配だったこともあり実家に残りました。仕事もしていて、家賃代わりの生活費も入れ、家事もそれなりに分担しています。母や祖母には「自分の幸せも考えてね」と言われましたが、男性とのご縁も興味もなく、結婚する気がそもそも無いなということを自覚しています。父親の件もあって、親の方が早く亡くなるということは痛いほど分かっているので、それなら一緒にいられるだけいたらいいかなと思うようになりました。未だに独り暮らしや結婚をして一人前という考えが一般的とは思いますが、色んな考え方があることも多様性として認識してもらえるといいなと思います。

私も40代独身ですが、人生は誰のせいでもありません。自分自身が責任を持たなければなりません。35歳を超えた頃には結婚は諦めましたが、老後のことを考えるようになりました。しかし、それも自分自身の責任です。

過去に行動を起こせなかったことがたくさんあり、今でも「あの時こうしていたらよかった」と思うことがありますが、今から10年後に後悔しないように、やりたいことをやるようにしています。過去は戻せないので、健康で自分がやりたいことをやりましょう。

10年以上シングルマザーをやって、娘は商業高校で内定をもらった大企業に18歳で入社しました。そうしなくてもよかったのですが、私があまりにも娘を好きすぎて、手元に置いておくとこの子にとって今後きっと良くない、と漠然と感じていたのです。でも、娘が家を出て3年経った今でも、寂しくて寂しくてふとした時に涙が出そうになる日々です。人は「まだ手元に置いておいたら良かったのに」と言いますが、目に見えてしっかりしていく娘を見ていると、頼もしく嬉しいような気もします。決断して送り出した自分を褒めてやりたいけど、寂しくて辛くてなかなか難しい……

誰もが子どもを溺愛している。しかし、溺愛することが自分自身を依存させ、子どもを依存させることにつながると思い込んでいる人が多すぎる。この問題は、子育てにおいて普遍的なものであり、多くの親が自分たちの子どもを過保護に育てている。

しかし、本当の愛情とは、子どもが独自の価値観を持ち、別の人格を持つ1人の人間であるということを長年にわたって見守り、自立することを手助けすることに他ならない。つまり、子育ては子どもたちが自分で考え、行動するための基盤を作ることであり、親がその成長を支援することが必要である。

親から子への最大のプレゼントは、自立して生きていく力を与えることである。子どもたちは、親からのサポートを受けながら、自分で問題を解決し、自分の人生を切り開いていくことができる。そして、このような力を身につけた子どもたちは、自信を持って人生を歩んでいくことができる。このように、親が子どもたちに自立して生きていく力を与えることは、お金や財産よりもずっとずっと大切なことである。そして、親が子どもたちの成長を支援することは、親自身にとっても、非常に価値のある経験である。

私は51歳の独身者で、母娘の確執や共依存にずっと悩まされてきました。つい最近、元々問題のあった80代の父親が亡くなり、母との確執や共依存が浮き彫りになり、口論が絶えなかったです。しかし、兄や親戚のおじやおばに助けてもらい、何とか乗り切ることができました。数日前には、兄と母と私が食卓にいました。私は勇気を出して、自分の気持ちを母にはっきりと伝えました。結果的に、83歳の母は自分の役目がすでに終わっていることを認識したようです。私の話が参考になれば幸いです。

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