ソロキャンプ女性、男性が女性にとって「ゴキブリとハイエナを足して二で割ったようなもの」であることについて

女性キャンパーがソロキャンプ中に男性から悪質なナンパ被害に遭った動画が拡散され、日本単独野営協会が「男性は女性にとって、ゴキブリとハイエナを足して二で割ったようなものに見えていると思っておくくらいが丁度いい」という強い言葉で注意喚起を行った。女性のソロキャンプは被害に遭うことがあっても仕方ないという自業自得論への反論を行い、2万件を超えるリツイート、4万件以上のいいねを集めた。

最初は女性キャンパーに対する注意喚起かと思っていましたが、実際には男性に向けた提言でした。このアイデアは納得できるものでした。

女性自身で自分の安全を守るべき、という意見も一理ありますが、この場合は声をかけることが悪いわけではない、と勘違いしている男性に対する注意が必要です。そのため、安全に関する問題よりも、キャンパー同士のマナーを徹底することが重要だと思います。

事件が起きる前に、注意喚起されるのは良いことだと思います。人のいない場所でも、性別を問わず、最低限自分の身は自分で守ることが求められます。山の中でも街中でも同じです。過剰になることはないかもしれませんが、それなりの覚悟をして行動することは確かに必要です。今の時代は特にそうなのかもしれませんね。

ハイエナとは言いませんが、基本的に男性は力が強く体が大きいため、1人でいるときにグイグイ来られるとどうしても怖く感じます。このキャンプの人もそうであり、ジムなどで声をかけてくる人たちも、距離感がやたらと近く、どんどん迫ってくる人が多いように感じます。私はジムで背筋トレーニングをしていたところ、教えてあげると声をかけられ、汗でベタベタの手で突然背中と腰を触られ、背筋を伸ばさないと言われたことがあります。私はやめてくださいと言ったら、教えてあげているのに失礼だとどなられましたが、初対面の女性にこんなことをする対人距離感はどうなっているのでしょうか。

週末にはよく夫と二人でキャンプに行きます。先日、とある県のキャンプ場でランタンを盗まれました。残念ながら、キャンプ場にはそうした人たちがいることが確実です。テントという布一枚隔てただけで、外には怪しい人がいるかもしれません。また、焚火などに使うナタやモラーナイフ、のこぎりなどの刃物を持っている人もたくさんいます。そのため、キャンプに行く際には、覚悟を決めて行くことをお勧めします。

女性キャンパーも増えてきているため、女性専用エリアやカップルと女性専用エリアを設けることを提案します。もちろん、それでも悪質な人が忍び寄る可能性はありますが、野放し状態よりはましです。特に女性ソロキャンパーは、安心してのんびり過ごすことができる場所があれば、多少高めの料金を払ってでも、安全管理体制が整ったキャンプ場を歓迎すると思います。

昔、オートバイで出かけてソロキャンプをよくしていました。しかし、他のソロキャンパーには男女を問わず声をかけたことがありませんでした。１人で行っているのに、わざわざ知らない人と話そうとは思わなかったのです。

女性キャンパーに男性が声をかけたことが問題になっていますが、逆だったらどうだろうか。もし自分が１人でキャンプしている時に女性にしつこく話しかけられたり、テントの近くまで来られたりした場合、やはり怖いと感じるでしょう。

とても正論で分かる。しかし、一方で自分に年頃の娘がいた場合、娘が管理人もいないキャンプ場でソロキャンプをすると言っていたら、やはり止めるか、自分の少ないお小遣いから自衛グッズを買って「お願いだから持ってって！」と言ってしまうと思う。女性に自衛を促す方がおかしいという意見も「まっとう」だが、「まっとう」でない人がいるからこうした事件が起こる。最低限の自衛グッズを持っていてもらいたいという意図で、「自然以上に怖いのが人間」という意識を持ってもらいたい。

女性が1人でキャンプするというシーンは過去にほとんど先例がなく、ここ数年に多くの人が始めたため、嫌な目に遭わないようにしたり、安全を保つにはどうすればよいか、課題があるのは確かです。山奥や付近に民家がなければ、助けを呼ぶことも容易ではありません。

面倒な相手を退散させることはクマよりも簡単かもしれませんが、ゴキブリやハイエナを撃退するには、何らかの自衛手段が必要です。緊急時に備えて、催涙スプレーや周辺に助けを求めるための防犯ブザーなどを最低限、携帯しておくことをお勧めします。

キャンプ場などでは、受付で身分証を提示するようにし、迷惑行為をした人を出禁にすることを提案します。楽しむために来たのに、運悪くこのような人たちに出くわすと、気分が滅入ったり、悔しかったり、腹が立ったりします。迷惑者ネットは抑止力にもなり、キャンプ好き全体の楽しみを守ることにつながると考えられます。

女性のソロキャンパーに対するあいさつについて、注意が必要です。特に、人が少ない場所では、相手に恐怖心を与えることがあるため、あいさつは控えた方が良いでしょう。しかし、一方で、女性が安心してソロキャンプを楽しめる環境を作るためには、配慮が必要です。例えば、新しい場所に行く際には、事前に地図を確認しておくことや、必要な装備品を忘れないことが重要です。