スマホの使い方による脳疲労と健康への影響

生活

脳神経外科医の先生によると、「スマホの普及で、30~50代でも認知症のようなもの忘れを発症する人が増えています。」とのことです。こうした症状は年齢のせいではなく、スマホによる脳の疲れが原因ということが多いそうです。

「スマホを目的もなくだらだら見続けると、膨大な情報が脳に入ります。脳はその情報を整理するためにフル稼働し、気づかぬうちに脳過労を引き起こすことがあります。心身をコントロールしているのは脳であり、スマホに依存して脳過労になると、もの忘れや頭がボーッとするだけでなく、頭痛や腰痛などの不調の原因にもなります」

スマートフォンの過剰な使用が人体に及ぼす悪影響に関する多くの研究があります。代表的なものは次の通りです。①視力の低下、②睡眠障害、③うつ病などの心身の不調、④集中力の低下などが挙げられています。これは電磁波の影響なのかブルーライトの影響なのか、あるいは他に原因があるのか、今後の研究でさらに明らかになることでしょう。とりあえず、最も心配なのは子供たちのスマートフォンの過剰な使用です。将来にわたって影響を受ける子供たちに対して、国が何らかの対策を講じる必要があるという大きな問題があります。

スマートフォンで天気やレシピを調べようと思って手に取ると、ついつい気になるニュースや記事に目が行ってしまい、つい読んでしまいます。すると、何を調べようと思っていたのか忘れてしまい、スマートフォンを置いてしまいます。あ、待って、調べることがあったんだと思い出して、再びスマートフォンを手に取ると、違うニュースが目に入ってしまいます。

SNSやゲームには興味がないため、やりませんが、記事やショッピング、検索など、様々なものについつい長く見入ってしまい、眼精疲労から肩こりや頭痛、血流が悪くなるため、結果的に脳にも悪影響を与える可能性があるようです。現在は大丈夫でも、あと10年経てば危険かもしれません。ガラケーは現在より不便でしたが、健康のためには良かったのでしょう。

コロナをきっかけに全く遊ばなくなった友達が、車を運転しているときでも、友達を自ら誘ったときでも、ずっとスマホをいじっていた。友達の中で誰か一人がそんなにスマホをいじる必要があるのだろうか。必ずどこかでツッコミを入れるぐらいだったから、あの人は今、それが直っているのだろうか。はまっているソシャゲがあるとか、その日やらなければならない用事があるとか、さすがに自ら呼び込んだ人前でずっとスマホをいじるのは失礼すぎる。

スマホをよく使いますが、6年ほど前からスマホゲームは辞め、3年前から寝る前にスマホを見るのをやめました。その結果、すごく寝つきが良くなり、日中の気だるさが消えて元気になりました。これが全ての人に当てはまるわけではありませんが、試す価値はあると思います。

小さい頃、初めてゲームをしたとき、1時間くらい過ぎたかなと思っていたら、実際には3時間も経っていたことがありました。怖くなって、たまにしか遊ばなくなり、自然と興味がなくなって大人になったはずでしたが、スマホのゲーム動画を見てフラッとインストールしてしまいました。

毎日合間合間にゲームばかりしていたところ、通常出来ていたことにも支障が出るようになってしまいました。年齢的な問題もあるかもしれませんが、明らかにゲームも影響していると感じ、やめようと思ったのですが、なかなかできませんでした。

ホトホト困っていたとき、酔っ払ってスマホを紛失して数日間スマホがない生活を送りました。その間、本を読んだり、掃除したりしているうちに、自然な生活が新鮮に感じられるようになり、リセットに成功しました。

スマホを無事に見つけ、ゲームも削除しました。酔っ払ってスマホを紛失した失態に、人生で初めて感謝しました。

私は、スマホが悪いわけではなく、「スマホを触ることによって体を動かす時間が減ることが、脳や体に悪影響を与える」と考えています。同じだけ体を動かしたり活動したりするにもかかわらず、スマホを見る時間が多い集団と少ない集団を比較した実験があれば、その結果を知りたいと思います。

スマホの使い方には、記事を読んだり、ゲームをしたり、SNSで身近な人とラフなやり取りをしたりする方法がありますが、これらは脳の使い方が大きく異なると考えられます。

「スマホ脳」は、人の健康を扱う記事としては前提があまりにも単純化されすぎていると思われます。また、人々は普段から多くの情報を目から得ており、何が異なるのかは明確ではありません。

時代が変わるごとに、その時代の電子機器が悪者扱いされるものですね。子供の頃、テレビばかり見ていると頭が悪くなると言われ、家庭用ゲーム機が出るとゲームが悪いと言われ、一般家庭にパソコンが普及し始めるとそれでも良くないと言われ、今度はスマホが問題になっています。また、マンガやアニメも子供に悪影響を与えると言われることがあります。

でも、それらが何か問題を引き起こすということは、本当にほんの一部の人だけではないでしょうか。私自身も、料理しながらスマホで好きなアニメを見たりしていますが、ミスをすることはありません。注意散漫になったり、脳が委縮するといったことがあるとすれば、それはスマホだけでなく、テレビやパソコンを長時間見ている場合でも起こりうることだと思います。

コロナの療養中、暇な時間にスマホばかり使っていたため、脳疲労や憂鬱感、倦怠感、首・肩こりを感じるようになりました。内科医にコロナ後遺症と診断されましたが、整体師さんに調整してもらったら治りました。コロナ後遺症の正体は、スマホの使いすぎにあるのではないかと思います。

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