子育て支援が少子化解決のカギ?日本の少子化問題について考える

生活

2022年の出生数が過去最低を記録し、合計特殊出生率も低下していることが明らかになった。アンケート調査では、子育てにお金がかかり過ぎることが最大の原因とされ、子育てと両立しやすい仕事が少ないことも指摘された。女性が仕事を辞めると、男性の育休取得率が下がることも問題視されている。

児童手当を増やしても、少子化は進むという意見もありますが、私は、子育てに対する社会的な支援が増えることで、若い世代が子育てに前向きに取り組むことができ、少子化の解決につながると考えています。

現代は昭和時代とは異なり、共働きでないと子育ては金銭的に厳しい状況です。また、近所に親がいると安心感がありますが、現代の社会は移動が活発であり、親子が離れて暮らすことが多くなっています。このような状況下で、子育てに対する社会的支援は、親子が離れて暮らす場合でも、子育てをしっかりと支えることができます。

私自身も共働きで、近所に親がいて子育てに恵まれた環境で育ちました。しかし、保育園に2人を預け、上限の保育料を払っていたため、まるで保育園に預けるために働いているという感覚でした。子育て支援が充実していた場合、このような負担を軽減でき、子育てをすることに対する前向きな気持ちを持つことができるでしょう。

また、高校までは公立校に通えますが、現在は7割以上が大学か専門学校に行くため、余計な費用がかかります。子供たちが将来にわたって自立するためには、高等教育を受けることが必要不可欠ですが、負担が大きく、結婚して働きながら子育てをすることに明るい未来は見えていないと思います。子育て支援が充実すれば、子供たちが高等教育を受けることが容易になるため、結婚しても働き続け、社会に貢献できる人材が増えることになります。

子育てにはお金がかかります。このことは昔から変わっていませんが、以前は大学を卒業すれば、自分の老後資金は退職金や年金がある程度アテに出来たため、良かったのです。

しかし、現代の状況は終身雇用でもなく、リストラ対象になるかどうか分からない状況です。賃金水準は30年前からほぼ横ばいで、貯金も難しい上に退職金も年金もまったくアテにならないため、自分たちの老後の心配で手一杯で、子育てにお金をかけることができない状況にあります。

老後の不安を払拭するためには、現役世代へのプレッシャーを軽減することが必要です。しかし、働きながら子育てをすることへの不安も取り除かなければ、少子化に歯止めがかかりません。

保育士の給与を上げることは、若者の給与不足による未婚率や子無し率の上昇という問題に取り組むための重要な一歩です。初任給30万円でさえ、少ないかもしれません。保育士は女性が多く、彼女たち自身も子どもを産む可能性があるため、その点も考慮すべきです。

また、地方では産科を閉じる病院が増えているため、そこに支援をすることも重要です。出産育児一時金を増やすことで、産科の取り分を増やすことができ、少子化対策になると思います。産科がなくなってしまうと、医療によって助けられてきた胎児や新生児が死亡する可能性があるため、少子化が進むことになります。

さらに、若者にとっては、結婚や出産に対する不安も少なくありません。そのため、若者に対する支援も必要です。例えば、結婚や出産に際しては、生活費の負担が大きくなるため、財政支援を行うことができます。また、結婚や出産に伴う手続きの煩雑さや不安を解消するための相談窓口を設置することも有効です。

これらの施策を組み合わせることで、若者の結婚や出産に対する不安を軽減し、子育てがしやすい環境を整えることができます。そして、少子化対策につながります。

今さら政策で何をしても無駄でしょう。 大企業の利益のために、非正規社員で国を動かした時期が長すぎましたね。 日本の総人口が増えすぎたので、何もせずに放っておくことが一番です。 出生数の減少と相まって、労働力不足により長生きできない老人も増え、人口減少が順調に進みます。 縮小経済に向けてうまく舵を取り、経済のソフトランディングをさせられれば、日本全体がコンパクトシティ化し、経済活動も再発展することでしょう。 そうすれば出生率も上昇に転じると思います。 ただし、これは50年や100年単位の新しくて大きな経済サイクルです。 今は何をしても無駄です。 そのまま放っておく方が良いでしょう。

祖父母を無償で母親の代理にして育児任せる事を簡単に考えて貰っては困ります。祖父母は体力も落ちて、幼い子どもの世話をするのは大変です。大きな責任を背負うと供に自分の自由な時間も無くなります。私の知人でも自分の孫を見ていて目を放した僅かな時間に川に落ちて障害が残った例もあります。又、風邪で髄膜炎おこしている事を気付かずにお母さんが仕事に出てる間に亡くなった子もいます。これは運も悪く、不慮の災難だったのでしょうが、預ける方もそういう事もあると認識して預ける覚悟がいりますね。

少子化の原因は複数あると思います。1つ目は、女性が就職することは今と同じくらいだが、結婚については時代と共に変化していることです。昔は、就職して数年で職場で結婚相手を見つけ、寿退社したり、お見合いして結婚して退社することが一般的でした。そして、その後は子供を持つのが当たり前の時代で、このような生き方が女性にとってのスタンダードでした。しかし、現代では、女性が就職しても、キャリアを積みたいという意識が高くなっており、30歳を過ぎても結婚相手が見つからず、婚活に勤しんでもなかなか良い人に出会えないことが多いです。経済的に自立しているため、焦って結婚しなくてもと思って、結婚や出産を諦める人もいます。2つ目は、結婚したけど、老後の資金や子育て費用のことを考えると、経済的に子育てが難しいと判断し、子供を持つことを諦める人が増えています。

多様化した価値観が原因かもしれません。先進国の多くが同じ傾向をたどっており、日本もその先頭に立っている状態です。時代の流れや国の成熟度合いが加わり、多様性や個人の権利、主義が認められつつあると考えられます。

結婚するかしないか、また、どのような形の婚姻を選ぶか、パートナーを選ぶ方法、仕事のやり方、趣味を中心にした生き方など、人生において自由な選択肢があります。子供を持つかどうかもまた、自分自身の人生で決めることができます。

しかし、私は個人として、自分自身のためだけに生きることはできません。自分の人生を楽しみつつ、誰かのために生きることが大切だと思っています。

家庭を持っている人なら、家族や子供のために生きることもできますし、仕事を通じて地域の人々を元気づけることもできます。小さな目標や希望を持って生きている人たちがいれば、自然と社会はより良い方向に向かっていくものだと信じています。

ただ、今の日本では希望を持って生きることが難しいかもしれません。社会情勢によっては、人々が自由に選択することができなくなっている場合もあります。そのため、私たちは自由と選択肢を守るために、日々努力していく必要があります。

時代遅れと言われるかもしれませんが、家庭内において妻が専業主婦(またはパート)として働き、夫が一家の大黒柱としてバリバリ働くことが、少子化対策には一番効果的ではないかと考えられます。女性の社会進出により、生き方の選択肢が増えたことは喜ばしいことですが、当然ながら子供を産まない選択肢も増えたことは否めません。また、子供を産んでも、物価が上昇する一方で、収入が増えないため、夫だけの収入では家計が圧迫され、妻もフルタイムで働かざるを得なくなるかもしれません。一度働き始めると、子育てに割く時間が減り、家庭を持つ人にとっては困難な問題が生じます。結婚しても、子を持つことが困難になるのは避けられないかもしれませんが、現代では、結婚や恋愛そのものが贅沢品となってきている現実に直面しているため、これに対する対策を講じる必要があるのではないでしょうか。

以上のように、専業主婦という考え方に対してもう一度考える必要があると考えられます。家族のあり方や仕事の形態など、現代社会においては多様な選択肢があるため、一概にどちらが正しいとは言い切れませんが、少子化対策においては、家庭内での役割分担が必要不可欠であることは間違いありません。家族が幸せに暮らすためにも、今後も様々な提案を行っていく必要があるでしょう。

やはり子育てにはお金がかかります。一人の子供を大学まで卒業させるためには相当なお金が必要です。2人や3人といった場合、家計は火の車です。子ども手当は気休め程度だと思います。総理やトップの人たちは、本質が分かっていないのに子ども手当を増やすことが解決策ではないことを理解する必要があります。代わりに、大学までを含めた教育費全体の見直しを行い、出産した女性が働きやすい環境を整え、保育園や学童保育をより使いやすいものにするなど、本当に必要な施策を考えるべきです。

家庭を持つことは、多くの人にとって幸せなことですが、時には心の中で逃げ場を求めることがあります。仕事でストレスを感じても、家族の生活費や住宅ローン、子供たちの教育費などを考えると、簡単に仕事を辞めたり転職したりすることができません。一方、独身であれば、自分自身の責任で生活費を稼ぎ、自分が望むような職場や企業を選ぶことができます。しかし、独身という状況にも限界があります。例えば、病気や怪我になった場合、自分自身で生活を維持することが難しくなるかもしれません。また、独身であることによって、家族やパートナーとの時間を共有することができないという欠点もあります。そのため、家庭を持つことと独身であることには、それぞれメリットとデメリットがあります。

昔の人たちは一族のために命をかけていました。子供を持つことはある程度の覚悟が必要です。今は奥さんと二人で協力しないと大変ですから、しっかりと計画を立てましょう。家賃を減らすためにどちらかの実家に戻ることも考えて、精神的に潰れそうな時の対策を練っておくと良いでしょう。

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