SNSで、関西から中部エリアで撮られたという赤い空にウロコ雲の写真と地震を懸念する投稿が散見される。気象庁によると、和歌山県北部で震度2(M4.1)の地震が発生。和歌山県北部を震源とした有感地震は、6月に3回、5月に3回、4月に4回と頻繁に起こっている。地震雲は、大地震の前兆として発生する「宏観異常現象」のひとつとして昔から注目されるが、地震研究者からは科学的根拠がないと一蹴されている。
阪神で地震経験者として、あの時より大きい地震は考えられない恐怖です。
みなさん、就寝時には頭の上に何も落ちてこない場所で寝ましょう。靴やヘルメット、懐中電灯などを用意しようと思うと、キリがありませんが、地震が収まるまで体が動かなかった経験から、少なくとも近くに靴を置いておいた方がいいです。家の中が一瞬でガラクタになってしまい、危なくて歩けなくなるかもしれません。停電もするでしょう。夜中は真っ暗なので、家のあちこちに懐中電灯があると安心です。
ほんと、怖い。今でもトラウマで、物がある部屋で寝ることができません。みなさんも、気を付けてください。
5月の能登半島地震の日の朝、私は大阪で今まで見たことのないほどの数のカラスがごみ袋を食い散らかしているのを見ました。15年ほど前の能登半島地震の時も、カラスが異常に騒いでいて地震があるんじゃないかと話していたら、その日に地震が起きました。このように、カラスは地震を予兆する役割があるとされています。南海地震の前には、白浜や道後温泉のお湯が出なくなったという記録も残っています。自然をよく観察すれば、地震の前兆はわかりそうな気がします。また、地震以外にも自然には様々な前兆があると言われ、例えば気温や湿度の変化、動物の行動の変化などが挙げられます。これらの変化に注意を払い、災害に対する備えをすることが大切です。
地震の前に地震雲が発生した場合、地震が発生する前に避難することができます。しかし、地震がすでに発生してから気付いても、役に立ちません。そのため、地震が発生した際にどのように行動するか、あらかじめ計画や準備をしておくことが重要です。
鱗雲は低気圧や前線、シアーラインが近づく前にはほとんど出現するので、3日に1回くらいは見つけることができます。実際、全国を視野に入れれば、出ていない日の方が珍しいのではないでしょうか。
鱗雲はありふれた雲の一種ですが(鱗雲かわいいので失礼しました)、地震雲と定義するなら、日本各地で毎日出現するものです。常に地震に備える必要があり、それができているなら、地震雲についての議論は意味がないでしょう。
地殻活動が磁場の乱れを生み出し、地震雲と呼ばれる雲が発生することが多いです。ただし、地震雲が現れたからといって必ずしも地震が起こるわけではありません。私自身、何度も地震雲を見つけてきましたが、その後に大地震が起こったことはありませんでした。
地殻変動はいつでもどこでも起こっているため、実は地震雲と呼ばれるものも日本中のどこかで頻繁に発生しているものと考えられます。ただ、それが必ずしも地震を意味するわけではないので、備蓄や避難経路の確認などをするきっかけには良いかもしれません。
しかし、不安を煽ることは好ましくありません。数年前の徳島の大きな地震でも、「そろそろ大地震が来る」とお祭り騒ぎのコメントが多かったのです。大きな不安やパニックは生存率を下げるため、逆効果です。
昨日、北海道で震度5弱の地震がありました。震度5弱以上の地震があちこちで起きており、これまでに連続して震度5弱以上の地震が起こったことがないため、大地震が起きないか心配です。また、大地震が何カ所も起きないか不安です。静岡がトップ10の1位になっており、ほとんどを関西・中部地方が占めています。和歌山・三重・兵庫・徳島などが含まれています。思ってもいなかった大阪が5位に入っています。東京は入っておらず、愛知が代わりに入っています。九州地方は2カ所がトップ10入りしています。震度7の地震がトップ10入りの条件であるようですが、徳島には津波にも注意が必要だと言われています。この和歌山県北部の地震が関西・中部で地震雲目撃情報が続々と報告されており、不気味です。私自身、神戸に住んでいるため、近畿地方で大地震が起きないことを切に願っています。阪神淡路の地震のような大地震が起きたら、思うだけで恐ろしいです。
うろこ雲だとすると、珍しいものではありません。 日本全体で見ると、どこかで毎日発生するぐらい一般的な雲です。 そのため、地震と関連づけるのは少し無理があるように思われます。
私は自宅から毎日西の空を眺めています。この日のうろこ雲は、東京からでも見られました。日没後の約10分間、美しかったです。北関東や三重県からも、SNSにアップされていましたが、特に珍しいものではなかったので、写真を撮りませんでした。また、はっきりとした切れ目のある雲は、夜間でもよく見られますよ。
地震発生後には、何かとこじつけたくなるものがありますよね。赤い月など月の出る角度や湿度によってたまに現れる現象や、一本の雲も鱗雲も気象現象として説明がつくし、海洋生物の打ち上げなども記録メディアが一般化して露出が増えただけで、以前から結構な数が起きていたようです。地震予測は現在では不可能であり、統計による予想が限界です。
ただ個人的な感想として、最近知ったばかりの大地震の前には、M4前後の地震が何度か続いた後、大きな地震が来る予感がします。
科学が発達しても、地震の予知は依然として難しいものです。しかしながら、前兆を予知したいという思いから、自然界の異常現象や珍しい現象に答えを求めているのだと思います。豪雨や竜巻などの天候の予測は進化していますが、何百年も前にナマズが暴れる絵画が描かれた時代から現代まで、地震の予測は未だに困難です。
地震は恐ろしい災害であり、多くの人々が犠牲になっています。しかしながら、地震に対する予測技術はまだ発展途上であり、これまでに多くの試みがなされてきました。これには、地震計の設置や、地震の発生前に起こる現象の観測などが含まれます。一方、これまでの試みは、地震の予測には十分ではなく、未だに困難であることがわかっています。
しかし、科学技術の進歩により、地震の予測技術も進化していると言えます。例えば、人工知能や機械学習の技術を用いた予測手法が研究されています。これにより、より正確な地震予測が可能となることが期待されています。
いつか予測が可能となり、災害が最小限で済む時代が来ることを願っています。
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