京都移住の裏側 魅力とリアルな京都人の物差し

生活

最近、若者を中心に京都への移住に関心が高まっている。京都の魅力は古都としての風情や文化的な要素が目白押しで、都会でありながら自然や田舎の感じも残っていることが挙げられる。しかし、京都人のホンネには気をつけなければならず、東京から来たと言うと白けた雰囲気になることもある。京都に住むためには、京都人の物差しで物事を考えることが必要である。

4年間京都に住んでいましたが、京都市内とその外側の新興住宅街ではまったく雰囲気が異なっていました。 京都市内は、優しく微笑みかけ、親切な言葉をかけてくれますが、本音が見えなくて大変でした。 住宅街には京都の外から来た人も多く、特に不自由を感じることはありませんでした。 何代も京都に住む人との対話には、確かに注意が必要です。 道が狭く、一方通行も多い京都市内には、クルマで行かずに歩くことをお勧めします。トラブルになることが多いためです。 個人的には、わざわざ移住するメリットはないと考えています。

私は山科に10年住んでいますが、一番よそ者にとって住みやすい場所だと感じます。友人の地元民は団地住まいでしたが、「団地の子どもたちとは遊んではいけない」と言われたそうです。洛東は京都ではないと言われますが、階層があるようで、江戸時代のような雰囲気が漂っています。でも、住みやすい場所と聞かれたら、やはり京都だと思います。盆地は端から端まで歩いても2時間ほどで、100万人が住んでいるので、不自由はありません。おすすめです。

私の父は今は亡き京都人でした。東京育ちの母に、お客様をもてなす時には、いちいち好みを聞くな、とよく言っていました。例えば、コーヒーか紅茶かなどです。お菓子に合う飲み物を提供し、手をつけなければ別のものを出したり、暑いときや肌寒いときなど、よく考えてお客様をもてなすようにしていました。ちなみに、私たちは旅館でも何でもない普通の家です。父は、お客様に好みを聞くのは不粋なことだと言っていましたが、私は子ども心に、「暑いか寒いかなんて人それぞれだし、ケーキにはお茶が合う場合もあるし、お客様だって一言聞いてもらえれば有難いと思う人もいるのに、不合理だなぁ」と思っていました。昭和10年代だったからかもしれません。

私はもう京都に住んで通算40年になりましたが、根っからの京都人は真逆のことを言いますね。「してはいけないこと」には「かまへんよ〜」とにっこり。間に受けてその通りにすると「いや〜ほんまにしはったん?いや、別にかまへんけど」と言いつつ「あの人あんなんしはる人やし、気ぃつけや〜」と陰で言われています。知らずにやらかしたことは数知れず(爆)。

私は九州生まれで北摂で育ったので、もう本音を使って良い人・良い場所の見分けがつくようになりました。京都の古い人には感謝とお礼を五倍くらいオーバーに伝えないといけませんね。

新入社員の頃、私は大阪支店に配属されました。仕事にも関西弁にも慣れてきた頃、私より優秀な同じ関東出身の同期と、上司の親戚の子である京都出身の女性とお見合いの話が持ち上がりました。「東男に京女」という取り合わせで、上手くいくかと思いましたが、「あの人は早口で、何を言っているかわからない」と断られてしまいました。同期はドスエちゃんと話していると疲れると言っていたため、彼女は東京に戻されてしまいました。それ以来、私は本音と建前を上手に使い分けることを学ぶようになりました。

昔、京都のデパートに勤めていた知人からこんな話を聞いたことがあります。

京都人が友達2人で買い物に来た時、片方が買うともう片方も買っていくけど、もう片方は後で高確率で返品に来るそうです。

見栄っ張りでセコい地域性もあるのかもしれませんね。

半分ネタみたいに思える記事だが、半分かそれ以上は本当のようです。京都は知り合いがいて、そのお客さんとして行く分には楽しい。美味しい店も多いし。でも移住などはごめんだ。あの複雑な人間関係のしがらみに絡め取られるくらいなら、ビジター枠で充分です。

北海道から関西に出てきて、もう10年以上になります。仕事柄、京都の方と接することがありますが、正直苦手です。何かにつけて「私たち京都人から見ても」とか、「京都ほどではないけど」といった言葉で、大阪や神戸を見下しているような感じがひしひしと伝わってきます。

誇りを持つことは素晴らしいと思いますし、京都も素敵な街ですので大好きですが、他の都市も尊重することが大切だと思います。

私は京都に行く気がまったくなくなってしまいました。

京都で100年続く老舗の方が、「まだまだ京都では新参者ですから」と言っていたのを聞いたことがあります。また、他所から来て商売を始めることが非常に難しい街だとも言われています。営業する場合、平社員にも何か架空の役職を付けた名刺を出さないと相手もしてくれないという話も聞いたことがあります。

カーナビも何もなかった時代、用事で京都に行ったことがあります。相手の住所がよく分からず、ここら辺かと思い玄関の前にたまたまいた女性に道を聞いた。あ~わかりませんわ~すみませんねぇ~と言われウロウロしてやっとたどり着いたら、さっき道を聞いた女性の隣だった。それ以来、私は京都を嫌な街と思ってしまいました。

神戸在住の者ですが、過去に京都で仕事をした際、ラーメン屋で注文しても返事がなく、道が分からず公共施設であるため、商店街の店主に「ここに行きたいのですが、どう行けばよいですか?」と丁寧に尋ねたところ、「分からない」とあっさり言われ、どうしようかと迷って後ろを見ると、そこに目的地があったことがあります。以来、京都は大嫌いで、相当の用事がない限り行くことがありません。これは作り話ではなく、本当の話です。

以前テレビ番組で見たのですが、「褒められたら謝れ」という言葉があるそうです。例えば、「お宅のお坊ちゃん、ピアノ上手になられたんですね」と言われたら、「ごめんなさい。騒がしくしてすみません」と謝らなければならないそうです。京都は旅行には最適な場所であると思いますが、自分は住むには向いていないと思います。

移住先としては、日本でも最難関の場所であると思います。両親が京都に住んでおり、親戚も京都にいますが、自分は東京生まれで時々しか訪れたことがありません。したがって、この記事の言葉が本当かどうかはわかりませんが、京都は観光地として最適な場所であると言えます。

自分は京都出身ですが、やはり離れると文章の意味を理解するのに時間がかかります。

京都の人々は、相手を気遣ってダイレクトな物言いをしない傾向があります。本音は言わず、隠し言葉になっていることが多いため、このような表現になるのですね。

京都で働いていた先輩から聞いた話ですが、子供たちが友達の家に遊びに行くと、その家のおばあさんからさりげなく「お父さんはどこの人?」と聞かれ、京都と答えると更に「おじいちゃんはどこの人?」と聞かれるそうです。正直に他県だと答えると、外で遊ぶようにとやんわりと言われるそうです。本音と建前が排他的であるという文化には、受け入れるしかないでしょう。

京都と言っても、市内の中心部を指すのでしょう。京都市といっても、伏見区などは住宅地であり、アパートも多く存在し、京都外から来た人も多数住んでいるでしょう。

住む場所が限られている三条四条、河原町通や烏丸通、川を渡って祇園の辺りなどに、外からやってきて住むというのは、かなりハードルが高いことです。新たにこのような場所に住もうと考えている人には、このような記事が役に立つでしょう。

先祖代々京都の家でしたが、東京に引っ越すにあたり、私は仏壇も東京に移しました。その後は毎年お盆(7月)に京都から住職を招き読経をお願いしています。

ある時、お寺での生活を体験する話が出て、私が「是非参加したい」と話したところ、住職は「いらっしゃい、いらっしゃい」と答えてくれました。その場で3泊ほどの日程等を決めて、住職は京都へ帰って行きました。

しかし、約束の日に京都へ行きましたが、お寺でその住職と顔を合わした際の第一声が「何しに来はったん?」でした。結局、門前払いされ、京都駅前のホテルに1泊して帰ることになりました。

私の家族とそのお寺は、3代どころか江戸時代からの付き合いがあるのに、このような仕打ちを受けたことにより、私は京都人の言葉を信用していません(個人的には中国人よりも信用していません)。 京都移住希望の方には、日本語が通じる外国に住むつもりで引っ越すことをお勧めします。

私は京都から電車で約10分の距離に住む滋賀人です。学校も職場も買い物も京都市内で済ませていますが、生粋の京都人は意外に少数で、私の周りにはあまりいません。しかし、稀に出会う洛中の方々は、やはり独特の言い回しをしますね。彼らの言うところによると、山科や伏見は京都ではなく、さらに鴨川より東側も京都ではないそうです。ネタのようですが、半分本気のようです。

私の住むあたりは言葉も京都と変わらず、地蔵盆もありますが、京都は滋賀からしても異文化です。しかし、滋賀人には京都人への切り札といえる言葉があります。

「琵琶湖の水を止めますわ」という言葉です。

しかし、実際には、京都無くして滋賀はなく、滋賀無くして京都はないのです。ですから、私たちは京都に感謝することが大切だと思います。

私は奈良出身ですが、奈良も同じような感じかもしれません。特に奈良町の方は、先祖代々という家も多く、売り家や売り地はだいたい「娘さん土地探してはる言うてたやろ?○さんとこが買うてくれる人探してるらしいで」みたいにクチコミが広がり、地元の不動産会社から情報が出る頃には「もう決まりましてん」ということもあります。つまり、「誰も知らない=素性が知れない人」を嫌がるので、いろいろ聞かれるのはお約束のようなものですね。

私が知る京都人の大半は世紀末モヒカンみたいな気性の荒い人達ばかりでした。寺が多いってのも好きな人には良いのかもしれませんが、コンビニより多く寺があちこちにある風景は気が滅入ります。気候は盆地のため、夏は恐ろしく蒸し暑く、冬は絶望するほど寒いです。上記はあくまでも私個人の感想ですが、移住を考えている人は一度考え直すことをお勧めします。

京都の夜は楽しいですよ。 今年の春、友達と木屋町のちょっと有名な小料理屋に行きました。予約必須でメニューに値段は書いてありません。東京から来たらしいOL2人組が、「このカニの〇〇はおいくらですか?」と小声で聞きました。すると、カウンターの中の着物の女性が、「はー、そんなこと聞かれたことないですけど、ねーさん!これ値段聞かれてますけど、おいくらですのぉ?」と大きな声で言いました。OL2人組は縮こまってしまいました。 そして、私が「七賢を上燗で」と頼んだら、「何度にしますぅ?」と聞かれたので「45度でお願いします」と言ったら、「45度はぬる燗どすなあ」とチクリ。いやー、京都人のいやらしさ全開で、久々に帰ってきたなあと酒が旨かったです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました