尾田栄一郎がエグゼクティブ・プロデューサーを務め、Netflixで実写ドラマ化される「ONE PIECE」が8月31日よりNetflixで世界独占配信される。主演はイニャキ・ゴドイで、新田真剣佑、エミリー・ラッド、ジェイコブ・ロメロ、タズ・スカイラーらが共演する。
物語の肝が大きく異なっている場合は別物になってしまうこともありますが、実写化は原作やアニメのトレースではありません。実写化は独自の変化も含め、許容範囲を持って楽しむものです。例えば、「キングダム」も完全にトレースしているわけではありませんが、作品の肝を押さえているため好評を博しています。俳優の多少の変化は許容範囲内であれば、世界観がズレていなければ問題ありません。
また、来年放映予定の「ゴールデンカムイ」の予告動画を観たところ、その誰もが成し得なかった世界観を忠実に再現していたように感じました。素晴らしいキャストも揃っており、期待が高まります。
一方で、アニメの実写化では製作側が意気込んでいても、見る側は期待と不安半々で、公開後の評価が酷評になることが多いです。しかし、作品の質はともかく作り手の勇気は素晴らしいと思います。絵に描かれた人物を生身で演じるのは、ハードルが非常に高いでしょう。受け手のイメージも様々です。今回の作品も、最初からダメじゃんモードで見るのではなく、作品として楽しめるよう願っています。
アニメを実写化すると、なぜか陳腐になってしまうのが不思議な現象です。実写化すると、デザインを変えなければならず、オリジナルとは異なるものになってしまいます。アニメは現実世界からかけ離れているため、現実的な観点から表現すると、アニメの迫力が薄れて、陳腐な映画にしか見えなくなってしまうのかもしれません。
また、実写化すると髪の色がどうしてもしょぼく見える傾向があります。黒髪や金髪ならともかく、オレンジや赤、紫などは安っぽく見えてしまいます。この点が実写化失敗の原因の1つだと思います。
最初は『ワンピース』が実写化されると聞いたとき、「あのルフィが無理あるのでは?」と思っていましたが、各役者の顔つきや体型をよく見てみると、不思議なことに、良くマッチしていて、期待感が高まってきました。尾田さんが推しているのが伝わりますね。後は、『ワンピース』の世界観を原作同様な雰囲気と、スピード感、技の演出、ストーリーがズレていなかったら観てみたいですね!
映像の出来栄えは、これまでの他の実写化よりもかなりよさそうです。ただ、ガープやアーロンなど身長が普通のキャラクターたちは、サイズ感が少し違うように感じます。
原作やアニメをあまり読んでいない・観ていない人が、かえって楽しめるのではないかと思っています。ただ、そういった人は少数派かもしれません。
主人公の声が、わりと田中さんに似ている気がします。今後、人外キャラクターたちがどのように描かれるかで、作品の本気度がわかるのではないでしょうか。
批判したい人は、どんな作品にしても批判するものです。それはそれ、これはこれとして、楽しめるものは楽しんだ方がいいですよね。ネットフリックスで配信されるので、観たい人だけ観ればいいと思います。また、原作者がここまで前向きに発信する漫画原作実写版はあまり例がないので、まずは黙って観てみましょう。
近年、映像技術も向上して、るろうに剣心やキングダムなど、実写化しても違和感がない作品が増えてきました。20年以上ワンピースを愛しているファンとしては、予告編だけでも違和感がありますが、ワンピースとしてではなく、ワンピース風として見られるかなと思います。個人的には、ウソップがとてもしっくりきました。
原作と比べるということはさておき、映像としてのワクワクを楽しみにしています。
原作に寄せているかどうかは関係なく、海賊になって仲間を集め、船乗りになり、仲間が次々に増えるたびに泣けるエピソードがあると、それだけでも面白いと思います。
もちろん、ワンピースという名前が付いている以上、原作に寄せて欲しいという要望もあるかもしれませんが、それぞれの楽しみ方があると思います。私自身は、この顔にいつもの声優さんの声を想像するのが楽しみです。
ティーザーを見る限りでは、思っていたよりも面白そうです。配役に関しては、ルフィとナミ以外にもっとふさわしい人物がいなかったかと思っていますが、他のゾロ、サンジ、ウソップ、そして敵役も悪くなさそうです。ウソップ役は友達の弟に似ていて、笑ってしまいました。あと、ロナウジーニョもいましたね。吹き替えはアニメ版のメンバーが担当するけれど、違和感があったように感じました。とりあえず、明日が楽しみです。
批判は見てからにしましょう。見ていない段階での批判は意味がありません。ドラゴンボールや聖闘士星矢が失敗しているから、ワンピースも必ずしも失敗するとは限りません。なぜなら、ドラゴンボールや聖闘士星矢も原作者など一切関係なく、監督と脚本家が勝手に作った映画だからです。鳥山明も別物と言っていました。
しかし、ワンピースについては、尾田氏が全責任をもって制作に関わり、批判も自分が受けるということです。意気込みが全く違います。原作者が関わったからといって成功するとは限りませんが、少なくともドラゴンボールや聖闘士星矢の例とは違うということです。まずは見てみましょう。
ビジュアルや世界観、アクションシーンなどは当初よりも多少は期待持てそうで、日本語吹き替えにオリジナルの声優陣を起用する判断は素晴らしいと思います。全体的に力の入れようが伝わりますが、問題は脚本だと思います。尺の都合はあるかもしれませんが、できるだけ原作通りにやってほしいです。ドラゴンボールの最大のミスはキャストや演出以上にストーリーや設定のあまりの改悪ぶりだったからです。
尾田栄一郎氏が力を入れた実写版であっても、ワンピースファンが受け入れるかどうかは別次元の話しです。予告段階で既にガッカリ感が満載です。コミックやアニメでの世界観が好きなファン層からしたら、原作者が力を入れた実写版であっても受け入れづらいことは間違いありません。
なんか自慢ぽく考えているが、映画版のワンピースなんかはさほど好評なものが無かったと思うし、前回のはAdoのコラボが好評なだけでシナリオは果たして?って感じだと思う。
原作好きほど、映画版に「あれはああいうものだから」と忖度してネガティブな発言をしている人はいないと思う。
同様に、実写版も忖度ありきだという色眼鏡を外して発言しないと裸の王様になると思う。ある意味、一番成功した漫画家だと思う。その人物が「いい作品だ!」と言えば、反論できる人はいないだろう。こういう時にこそ謙虚であるべきだと思う。
制限がある媒体(映画版、実写版)はこの作品には向いてないと思うが。そもそも。
誰がプロデュースしようが、観るのは観客だ。アニメ版の作品が素晴らしければ素晴らしいほど、観る側の思い入れは強く、逆に落胆した時にはダメージも大きい。これまでの実写版はダメージが大きすぎます。実写化はやめたほうがいいと思います。
私はワンピースファンで、これまでスーパー歌舞伎、ユニバーサルスタジオ、ワンピースタワーのリアルショーを見ましたが、原作やアニメと実写は別物として割り切って楽しむ気持ちがないと、単に違和感探しになってしまいます。ネトフリ版は当然見ますが、やはり結果的には違和感探しになりそうです。
実写化には私的には2種類あって、キングダムや銀魂、デスノートのように人物自体は超能力を持ち合わせていないタイプの映画と、聖闘士星矢、ドラゴンボール、ワンピースなど超能力を持ち合わせた人物が出現するタイプの2種類があります。前者は比較的受け入れやすく、後者はハードルが高いです。
後者はどんなに頑張っても違和感が残るんですよね。コレジャナイ感が出るというか。人間の手からかめはめ波が出たり、手が伸びたりするのは二次元だから受け入れやすいです。だからといって超能力を使わないなら、完全に別物になります。超能力タイプで受け入れやすいのは岸辺露伴ぐらいでしょうか?岸辺露伴の超能力があまり派手じゃないからというのもあると思います。
たまに前者タイプでもコケる映画はありますが、監督が何もわかっていないとしか言えません。
個人的には、髪型と服装だけは最低限こだわってほしいですが、コスプレ以下の衣装をまとった実写化作品も時々あります。
るろうに剣心やキングダムのような、歴史に沿ったアニメの実写化は、それほど違和感を感じさせずにヒットしていますが、ワンピースやドラゴンボールなど、オリジナルのアニメを実写化すると、違和感が強く、微妙な印象を与えることがあります。
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