紙ストロー廃止が加速する外食チェーン|スタバやマックの最新対応を解説

社会

紙ストローの廃止が外食チェーンで急速に進んでいます。スターバックスやマクドナルドをはじめとする大手チェーンは、2025年に入り紙ストローから生分解性プラスチックやストローレスリッド(呑み口付きフタ)への切り替えを完了させました。この動きの背景には、紙ストローに対する消費者の強い不満があります。「紙の味がする」「途中でふやける」といった使用感への批判が相次ぎ、環境配慮と顧客満足度の両立を目指す新たなアプローチが求められていたのです。

2018年頃から世界的に広がった脱プラスチックの潮流の中で、紙ストローは企業の環境意識を示す象徴として急速に普及しました。しかし、消費者調査では約60〜70%が紙ストローの使用感に不満を感じていたことが明らかになっています。外食各社はこの課題を真摯に受け止め、バイオテクノロジーやデザイン工学を駆使した次世代の解決策を導入しました。本記事では、紙ストロー廃止の背景から各社の具体的な戦略、代替素材の特性、そして今後の展望まで詳しく解説していきます。

紙ストローとは何だったのか 導入の背景と消費者の反応

紙ストローとは、紙を原料として製造された使い捨てのストローのことです。プラスチック製ストローの代替品として2018年頃から外食産業で急速に普及しましたが、機能面での課題から2025年現在、多くの企業が別の素材への切り替えを進めています。

世界的な脱プラスチックの潮流が生んだ紙ストロー

紙ストロー普及のきっかけとなったのは、2015年に世界中で拡散された衝撃的な映像でした。ウミガメの鼻にプラスチック製ストローが突き刺さっている動画は、海洋プラスチックごみ問題を象徴する出来事として消費者の感情を強く揺さぶりました。この映像をきっかけに、欧州連合や北米の一部の州では使い捨てプラスチック製品の流通を禁止する規制が導入され始めました。

日本においても、2022年4月に「プラスチック資源循環促進法」が施行されました。この法律は、フォーク、スプーン、ナイフ、マドラー、ストローを含む「特定プラスチック使用製品」12品目について、事業者に対して使用の合理化を求めるものです。企業には「提供の辞退を促す」「有料化する」「代替素材へ切り替える」といった選択肢が示され、多くの企業が比較的導入のハードルが低いと考えられた紙ストローへの切り替えを一斉に進めました。

消費者が感じた3つの不満点

企業側の意図とは裏腹に、紙ストローへの急速な移行は消費者からの強い拒絶反応を引き起こしました。SNSや各種アンケート調査の結果を分析すると、紙ストローに対する不満は深刻な顧客体験の毀損につながっていたことが浮き彫りになります。

味覚への悪影響が最も大きな不満点として挙げられています。多くの消費者が、飲料を口にした瞬間に広がる「紙の風味」に不快感を示しました。特に繊細な香りを楽しむコーヒーや、酸味のあるジュースにおいて顕著であり、SNS上では「飲み物本来の味が損なわれる」といった厳しい批判が散見されました。味覚は嗅覚や触覚と密接に連動しているため、唇に触れる素材感や匂いが、味そのものの評価を下げてしまうのです。

耐久性の欠如という機能的な問題も深刻でした。紙ストローは素材の特性上、長時間液体に浸っていると水分を吸収して軟化します。特にスターバックスのフラペチーノのような、氷が多く含まれ比較的時間をかけて飲む粘度の高い飲料においては、飲んでいる途中でストローが折れ曲がったり、吸い口が潰れて飲めなくなったりするケースが多発しました。

触感の不快感も根強い不満として存在しました。唇に張り付くような感覚や、ザラザラとした舌触りが生理的に受け付けないという声があり、一部の消費者にとっては生理的な嫌悪感を催すレベルの問題として認識されていました。

「我慢のエコロジー」が招いた反発

紙ストローへの不満は、環境問題に対する意識の分断まで引き起こしました。「環境に良いことは理解するが、なぜ不味い思いをしてまで協力しなければならないのか」という「我慢の強要」に対する反発が生まれたのです。

企業にとって、環境対策は避けて通れない必須科目ですが、それによって顧客満足度が低下し客離れが起きてしまっては本末転倒です。2024年から2025年にかけての大手チェーンの動きは、紙ストローの課題を素直に認め、次なるフェーズへ移行するための戦略的な軌道修正といえます。「我慢」を強いる環境対策から、「技術」と「デザイン」で快適さを維持する環境対策への進化が始まったのです。

外食チェーン各社の紙ストロー廃止戦略

紙ストローの廃止に向けた取り組みは、各社のブランド哲学や提供する商品の特性に合わせて異なるアプローチが採用されています。ここでは主要企業の具体的な戦略を詳しく見ていきます。

スターバックスの生分解性プラスチック戦略

スターバックスコーヒージャパンは、技術主導型のアプローチで紙ストローからの転換を実現しました。同社は2020年1月から紙ストローを全店舗で導入していましたが、2025年1月より順次、紙ストローの提供を終了し、生分解性プラスチックへの全面的な切り替えを実施しました。

採用されたのは、日本の化学メーカーであるカネカが開発した「カネカ生分解性ポリマー Green Planet(PHBH)」という素材です。PHBHは植物油などを原料として、微生物による発酵プロセスを経て生産されるポリマーで、従来の石油由来プラスチックと遜色のない硬さ、滑らかさ、耐水性を持っています。顧客は「紙の味がする」「途中でふやける」といったストレスから解放され、プラスチックストローを使っていた頃と同じ快適な飲用体験を取り戻すことができるようになりました。

Green Planetの最大の特徴は、土中だけでなく「海水中で生分解される」という点にあります。多くのバイオマスプラスチックは高温多湿なコンポスト施設でなければ分解が進まないものが多い中、PHBHは自然界の海水中に存在する微生物によって水と二酸化炭素にまで分解されます。カネカの実証実験では、海水温などの条件によりますが数ヶ月で90%以上が生分解されることが確認されており、「OK Biodegradable MARINE」認証も取得しています。

導入スケジュールとしては、2025年1月に沖縄県内の店舗で先行導入を開始し、同年3月から全国展開が行われました。また、これまで紙製ストローでは対応が難しかったフラペチーノ用の太いストローについても、2025年4月から同素材への切り替えが完了しています。SNS上ではこの発表を受けて「紙の味がしなくなるのは本当に嬉しい」「最高の方針転換だ」「これでフラペチーノが最後まで美味しく飲める」といった歓迎の声が溢れました。

マクドナルドのストローレスリッド革命

日本マクドナルドのアプローチは、スターバックスとは全く異なる方向性を持っています。彼らが選んだのは「ストローの素材を変える」ことではなく、「ストローそのものを無くす」というデザインによる抜本的な解決策でした。

マクドナルドは2025年11月を目途に、全国の店舗で紙ストローの提供を原則終了し、リサイクルPET素材を使用した「ストローレスリッド」への切り替えを進めました。このフタはホットコーヒーのフタのように飲み口部分が少し盛り上がった形状をしており、カップを傾けるだけで飲料が出てくる設計です。

開発には3年以上の期間が費やされました。単に穴を開けただけでなく、氷が口に飛び込まないような飲み口の形状や、テイクアウトやデリバリー時の振動でも中身が漏れにくい構造、さらには炭酸飲料の内圧でフタが外れないような通気設計など、ファストフード特有の過酷な使用環境に耐えうるエンジニアリングが施されています。

フタには使用済みのペットボトルを回収・洗浄・粉砕して作られた「100%リサイクルPET」が使用されています。マクドナルドの戦略は「ストローを無くすことでプラスチック使用総量を減らす」と「再生素材を使用する」という二重の環境貢献を同時に達成するものです。

なお、すべての商品でストローがなくなるわけではありません。マックシェイクやマックフロートといった粘度の高い商品、あるいは子供用のハッピーセットのドリンクなど、ストローがないと飲むことが困難な商品については引き続きストローが提供されています。

すかいらーくグループのオンデマンド方式

ガスト、バーミヤン、ジョナサンなどを展開する日本最大級のファミリーレストランチェーンであるすかいらーくグループは、ドリンクバーという業態特性上、客数に比例して大量のストロー消費が発生するため、早期から体系的な対策を講じてきました。

同社は2018年にプラスチックストローの廃止を決定し、当初はトウモロコシを原料としたバイオマスストローを導入しました。その後、さらなる環境負荷低減を目指し、2022年からはFSC認証(森林管理協議会による認証)を取得した紙ストローへと切り替えています。

すかいらーくの最大の特徴は、素材変更以上に「提供方法の変更」に力点を置いている点です。かつてはドリンクバーに常設されていたストローを撤去し、「希望する客にのみ提供する」というオンデマンド方式を徹底しています。スムージーやタピオカドリンク用の太いストローについても紙製を採用しています。

この取り組みにより、2018年比でストロー使用量を約90%削減することに成功しました。2018年の約1億本から、2020年には約1,100万本へと激減しています。素材のコストが多少上がったとしても、使用量そのものを劇的に減らすことでトータルコストを抑制し、かつ環境負荷も下げるという合理的な経営判断が功を奏しました。

コンビニ各社の対応状況

コンビニコーヒーの普及に伴い、セブン-イレブン、ローソン、ファミリーマートといったコンビニ各社も、ストロー問題の主要プレイヤーとなっています。コンビニコーヒーは「安くて美味しい」ことが最大の価値であり、紙ストローによる味の劣化は競合への顧客流出に直結するため、各社とも高品質な対応をとっています。

セブン-イレブンは業界に先駆けて2019年よりカネカの「Green Planet(PHBH)」製ストローを採用しています。店頭で配布されるストローのパッケージには「環境にやさしい植物由来のストロー」と記載されており、見た目や触感は従来のプラスチックと変わりませんが生分解性を有しています。

ファミリーマートも同様にカネカの「Green Planet」を全面的に採用し、ストローだけでなくデザート用のスプーンなどにも同素材の導入を拡大しています。また、弁当用の箸に竹材を使用するなど、プラスチック削減を多角的に進めています。

ローソンは2025年4月より、季節限定ドリンク向けの太いストローにも「Green Planet」を導入するなど、全方位での切り替えを進めました。マチカフェブランドにおいてはFSC認証紙カップへの変更や、アイスコーヒーのフタのストローレス化も一部で進めており、素材とデザインの両面からアプローチしています。

カフェ・専門店の多様なアプローチ

大手チェーン以外にも、各カフェや専門店が独自の取り組みを展開しています。

タリーズコーヒーはバイオマスプラスチックを25%配合したストローを使用しており、完全な脱プラではなく「減プラ」のアプローチをとっています。プラスチックの利便性を維持しつつ化石資源の使用量を減らすという現実的な解です。また、アルミ製のリユースストロー(専用ケースとブラシ付き)の販売も行い、マイストロー文化の定着を図っています。

プロントは「サステナブルバンブーストロー」という独自の道を選びました。竹の繊維を使用したストローで、生分解性を持ちながら使用後は燃えるゴミとして処理可能です。プラスチックとも紙とも異なる自然な風合いと口当たりがカフェの落ち着いた雰囲気とマッチする点も評価されています。竹は成長が早く環境負荷の低い資源である点も採用の理由となりました。

モスバーガーはバイオマスプラスチック30%配合のストローを使用しています。持ち帰り用のスプーンを木製に変更するなど、ストロー以外のカトラリーについても脱プラを進めており、環境配慮とコスト、使い勝手のバランスをとった現実的な対応を継続しています。

代替素材のコストと環境性能の比較

企業によって選ぶ素材が異なる背景には、「コスト」「機能」「環境性能」という3つの要素が複雑に絡み合うトレードオフが存在します。

各素材のコスト構造

従来の石油由来プラスチックストローを基準とした場合、各代替素材のコスト感は大きく異なります。

石油由来プラスチックは1本あたり約0.5〜1.0円と圧倒的に安価で、大量生産・大量流通のインフラが完成されています。一般的なバイオマスプラスチックはその約2〜3倍のコストとなり、植物由来ではあるものの耐熱性や耐久性に課題がある場合があります。

紙ストローは約3〜5倍(1本あたり約2.0〜3.0円)のコストがかかります。「紙なら安いだろう」と思われがちですが、実際には飲料用として耐久性を持たせるために複数枚の紙を螺旋状に巻き上げ、食品衛生法に適合した接着剤で固めるという複雑な製造工程が必要なため、安価なプラスチックに比べると数倍のコストがかかるのです。

高機能・海洋生分解性ポリマー(PHBHなど)は約4〜8倍と現時点では最も高価な部類に入ります。微生物による培養・発酵・精製というバイオテクノロジーの粋を集めたプロセスが必要なためです。しかし、スターバックスやセブン-イレブン、ファミリーマートといった巨大チェーンが採用し生産規模が拡大することで、価格差は徐々に縮小傾向にあります。

スターバックスやコンビニ大手がPHBHを採用できるのは、ブランド価値の維持を最優先し、かつ大量発注によるバイイングパワーでコスト上昇分を吸収できる体力があるからです。一方、低価格帯のチェーン店や個人店にとって、ストロー単価が5倍以上に跳ね上がることは利益率に直結するため、比較的安価な紙ストローや部分的なバイオマス配合プラスチックを選ばざるを得ないのが実情です。

環境性能のパラドックス

「紙なら環境に良くてプラスチックは悪」という単純な二元論は、製品のライフサイクル全体を評価する「ライフサイクルアセスメント(LCA)」の科学的な観点からは必ずしも正しくありません。

CO2排出量の観点では、紙ストローの製造には森林の伐採、パルプの加工、洗浄、乾燥、成形といった工程で大量の水とエネルギーを消費します。一部の研究データでは、製造から廃棄までのトータルでのCO2排出量は、軽量なプラスチックストローよりも重くて加工工程の多い紙ストローの方が高くなるという結果も示されています。

リサイクルの難易度についても、紙はリサイクルの優等生ですがストローに関しては例外です。使用後のストローは飲料で汚れており、また耐水加工や接着剤が含まれているため、古紙としてリサイクルすることが極めて困難です。そのほとんどは「燃えるゴミ」として焼却処分されます。

海洋汚染防止の観点では、紙ストローや生分解性プラスチックが選ばれる理由が明確です。従来のプラスチックは自然界に流出すると半永久的に分解されず、微細化してマイクロプラスチックとなり生態系に蓄積します。一方、紙やPHBHは万が一海に流出しても微生物によって分解され自然に還ります。

つまり、企業が「気候変動対策(CO2削減)」を最優先課題とするか「海洋汚染防止(脱プラ)」を最優先課題とするかによって、選ぶべき素材の正解が変わってしまうというジレンマが存在するのです。カネカのGreen Planet(PHBH)が注目される理由は、プラスチックの利便性を持ちながら海洋汚染問題に対しても明確な解を提示できる、数少ない「二兎を追える」素材だからです。

法規制と今後の展望

プラスチック資源循環促進法の影響

2022年に施行された「プラスチック資源循環促進法」は、日本のストロー事情に大きな影響を与えましたが、欧州のような「禁止」ではありません。この法律はフォークやストローなどの特定12品目を年間5トン以上使用する事業者に対し、「排出抑制」の目標設定と取り組みを義務付けています。

その手法は「有料化」「辞退者へのポイント付与」「代替素材への変更」「軽量化」などの選択肢から事業者が選ぶ形式であり、ストローの有料化自体は義務ではありません。現状では消費者の反発を恐れて有料化に踏み切る企業は少なく、多くの企業が「辞退者への声がけ」や「バイオマス素材への変更」で対応しています。しかし、環境団体などからは「有料化や提供禁止にしなければ抜本的な削減にはつながらない」との指摘もあり、今後規制が強化される可能性も十分にあります。

欧州(EU)では「使い捨てプラスチック流通禁止指令(SUP指令)」により、すでにプラスチック製のストロー、カトラリー、皿などの市場流通が禁止されています。グローバルに展開する企業にとっては、日本だけ緩やかな基準で運営することは非効率であり、国際基準である「脱プラ・生分解性」に合わせた調達を行う圧力が働いています。

2030年に向けた3つのシナリオ

これまでの動向と技術革新のスピードを踏まえると、今後5年から10年の間に外食産業のストロー事情は次の3つの方向に収斂していくと考えられます。

シナリオ1:ストローレス(直飲み)の標準化として、マクドナルドの呑み口付きリッドやコンビニカフェの蓋の改良が進み、そもそもストローを使わないスタイルがファストフードやカフェチェーンの標準となる可能性があります。コスト削減と環境負荷低減、オペレーションの簡素化を同時に達成できる企業にとって最も合理的な解です。消費者の間でも「冷たい飲み物=ストロー」という固定観念が薄れ、ホットコーヒーのように飲むスタイルが定着すると予想されます。

シナリオ2:高機能生分解性素材のコモディティ化として、PHBHのような高機能な海洋生分解性素材の生産能力が増強されコストが低下すれば、不評な紙ストローは「過渡期の技術」として役割を終え市場から姿を消す可能性があります。消費者は再び「プラスチックのような使い心地」を享受できるようになりますが、その中身は植物由来かつ生分解性という見えない部分での進化を遂げた未来です。

シナリオ3:パーソナライズされたカトラリー文化として、マイボトルが定着したように「マイストロー」を持ち歩く文化が、特に環境意識の高い層や特定の飲料愛好家の間で定着する可能性があります。タリーズや高級ブランドが展開する金属製、ガラス製、あるいはチタン製のストローは、単なる環境グッズではなく個性を表現するファッションアイテムとしての側面も持ち始めています。

まとめ 紙ストロー廃止が示す外食産業の未来

紙ストローの導入は、社会の環境意識の高まりに対する初期衝動的な反応でしたが、持続可能な解決策としては不完全でした。2025年に向けたスターバックスやマクドナルドの動きは、顧客に不便や味の劣化を強いる「引き算のエコロジー」から、バイオテクノロジーやエンジニアリングの力で新しい価値を提供する「足し算のエコロジー」への転換を意味しています。

マクドナルドはデザインを変えることでストローという存在そのものを不要にし、新たな飲用体験を創出しました。スターバックスは最先端の科学素材を採用することで、環境を守りつつコーヒーの味と香りを守るというブランドの本質的な価値への回帰を選びました。

消費者は賢明です。単に「環境に良いから」という理由だけでは、質の低い体験を長期間受け入れてはくれません。外食チェーン各社にとって、今後の競争優位性は「いかに環境負荷を減らすか」という守りの姿勢だけでなく、「いかに環境配慮を快適でスマートな顧客体験として提供できるか」という攻めの姿勢にかかっています。

紙ストローの廃止と次世代素材への移行は、単なる消耗品の変更ではなく、企業のイノベーション能力と顧客に対する誠実さを測るリトマス試験紙となっています。私たちが手にする一杯のドリンクは、そのストロー一本、フタ一つに至るまで、巨大な産業構造の転換とより良い未来を作ろうとする技術者たちの執念が詰まったメッセージそのものといえるでしょう。

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