インターネット使用と脳の発達に関する研究から見えるもの:スマホ依存症の危険性と子供たちへの影響

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小中学生223人を3年間追跡調査し、インターネット使用習慣と脳の発達に関する研究を行った結果、インターネットを毎日使用する子どもたちほど、3年間の言語能力の発達が小さく、幅広い範囲における脳の発達に悪影響が見られた。前頭前野や記憶や学習に関わる海馬など、私たちが生きる上で必要な機能が含まれていた。

スマートフォンは中毒性が非常に高いです。

タバコや酒などの嗜好品が中々やめられないのと同じように、禁煙外来などの強制力のある方法でなければ、スマートフォンの使用を減らすことは難しいでしょう。

実際、フェイスブックの創設者は、スマートフォンやパソコンをネットワークに接続しない設定にすることで、その危険性を認識しています。

特に、未成年者や誘惑に弱い成人は、より注意が必要です。学業や仕事に影響する前に、早いうちに対処する必要があります。

最終的には、スマートフォンやタブレットも、使い方次第で薬にも毒にもなります。

この記事の通りであれば、中学3年生のうち1人は小学校6年生ではなく、現在の子どもたちはほとんどが中学3年生の時点で小学校6年生になっています。スマホをやめさせたいと思っても、スマホの購入時期を遅らせることくらいしか手立てがありません。むしろ、学校の宿題がタブレットデータ提出にどんどん移行してきて、少し心配です。勉強になるなら、ネットで関連動画なども見ていいとされているようです。

小学校4年生の息子が昨年あたりから急激に視力が落ち、休日は学校のタブレットを手放さないため、時間制限を設けたりなるべく紙で勉強させたりしていますが、何をしているのかと見れば学校の宿題です。止めることも難しく、悩んでいます。

悪影響が海馬に及んだということで、記憶を司る場所に影響があったようですね。私の息子もくも膜嚢胞のため海馬の成長が全く見られず、ウィスクとMRIの検査により、記憶が苦手だということが判明しました。とはいえ、低学年の時期には漢字がとても苦手だったようですが、高学年から中学校にかけては暗記系の科目も普通にこなせるようになりました。そして、高校になると漢字や英単語の小テストはほぼ満点近いという成績を残すようになりました。このように、息子さんの記憶に対する対応力は、海馬が成長しなかったにもかかわらず、学習においては十分に発揮されていると言えるでしょう。

ある程度年齢を重ねると、親世代に例えるとファミコンやプレステのようなものが、子供たちの間で「自分のスマホ」という一つの仲間意識の象徴のようになります。所有することで共通の話題に入れたりすることができますが、持っていない場合は疎外され、イジメにつながるケースもあります。 街中を見渡すと、大人ですら信号待ちの間や電車内、飲食店や遊園地など至る所でスマホを使用する姿を見ることができます。 そのような便利なスマホとの距離感を、自制心の弱い子供が持っている場合、コントロールするのは難しいでしょう。危険以上に便利なスマホとの距離感を保つことが重要です。

子供の状況を察しながら、完全に親が管理しないと、3時間では済まないこともあります。学校でもタブレットを配布する時代になったので、家庭でも子供と一緒にスマホやタブレットの使い方を学ぶ必要があると思います。

遠隔授業や塾、YouTubeなどで勉強する動画もたくさんあります。それらを利用して成績を上げたり、受験対策をしている家庭もあります。ただ、勉強そっちのけで朝から晩まで部活に勤しんでいたら、学力が上がらない可能性もあると思います。スマホも使い方次第で、便利なツールになると思います。

私はアラフォーですが、親の仕事のおかげでPC環境が恵まれ、幼稚園の頃からワープロでタイピングを覚え、小学生の頃にはPCでインターネットをしてホームページを自作していました。このように、私がパソコンに親しんでいた環境は、今考えると非常に恵まれたものであったと思います。また、ネットがまだ普及していない時代であったため、私自身で様々なことを試行錯誤する必要がありました。例えば、ネット上で情報を検索する際には、まだまだ情報量が少なく、探し物が見つからないこともしばしばでした。しかし、こうした困難にも負けず、私はどんどんパソコンに触れる時間を増やしていきました。

このような環境に育ったため、私はパソコンを使うことが非常に得意で、学校の成績も中の上でした。さらに、受験勉強をあまりしなくても、そこそこの大学に進学することができました。しかし、最近では、スマートフォンが普及しており、若い人たちはスマホでの情報収集やコミュニケーションに慣れ親しんでいるため、私のような過去の経験を持つ人は少なくなってきています。この研究結果から、私がただのレアケースであったのか、それとも今の若い人たちにとってスマホが問題なのか、など、今後の課題が浮かび上がってきます。

子供に習い事に通う際の連絡手段としてスマートフォンを与えましたが、LINEというアプリでクラスのグループLINEに招待され、そこに入っていました。しかし、学校が終わってからは1日に1,000件以上のメッセージが届き、特定の女の子たちが毎日やり続けていることに気がつき、中毒的な行動に見えました。子供に話を聞くと、学業に疎かになってしまったり、宿題をよく忘れてしまうようです。

我が子は幸いにも興味を示さず放置していますが、電池の消耗を避けるために通知等はOFFにしています。中毒的な行動が入ると、こちらのスマートフォンまで消耗してしまうため、注意が必要です。

やっぱりですね。スマホが出始めた十数年前から、スマホ中毒(依存症)は恐ろしい「病」だと感じていました。テレビやTVゲームよりも中毒性が異常に高いため、親は子供に与える物を選択する際に、脳の神経細胞が0歳~2,3歳の間に急速に成熟し、10代半ば~20代前半にかけて完成されることを認識しなければなりません。それは親の責任でもあるでしょう。

私自身は40代半ばですが、SNSでネット依存が起き始めていることを実感し、たまたま出会った登山を開始しました。電波の届かない環境に数日間身を置き続け、依存症を脱しました。同時に軽度の鬱も発症しましたが、関係性は不明です。現在でもスマホを使いますが、過去の経験から、なければなくても問題ないと学び、手放せる自信があります。私は子供にも、自ら依存症から脱するスキルを身に着けてほしいと思っています。

子供の頃は、自分で行動したり本を読んだりしたり体を動かすことが、脳にとって最も刺激的だと私は思います。私が育った環境は、山や畑、田んぼに囲まれた田舎で、公園などはありませんでした。遊び場は、あぜ道や牛舎の近くで、散歩している牛を見たり、木に登って空に近づいたりすることでしたが、何でもないことでも毎日が楽しかったです。

私の妹には子供が3人いて、妹が家事をしている間「静かに家の中を走ったりしないから」という理由で、2歳ごろからスマホやテレビゲームを毎日触れる環境にしていました。小学生の男の子が、「英語はゲームで学んでる」と言って、汚いスラングだらけの英語を得意げに話していたので、私は寒気がしました。 スマホは、体験した気になる感覚を与えるが、刺激が少なすぎるという問題がある。また、赤ちゃんからスマホを見せている親もいるため、スマホの影響がどのように子育てに影響するか気になる人も多い。スマホには多くの機能とコンテンツがあるが、具体的に何が悪いのかわからないため、スマホ規制だけでは問題の解決にはならない。例えば、動画コンテンツが問題であれば、PCやタブレットでも同様の問題がある可能性がある。そういった情報が欲しい人も多いだろう。

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