高齢者の居場所と社会的課題:定年後の新たな挑戦と地域貢献

生活

定年退職後、居場所を求める人々が増えている。居場所があるかどうかは健康度や幸福度に影響し、競輪場外車券売り場や公民館などが居場所となっている。居場所を持つことが生きがい感にも影響するため、心地よい居場所を持つためには、自分に合った場所を探すことが大切だ。

私は地方競馬場に足を運びますが、エアコンも効いており、ゆっくり座れて快適です。入場料を支払っているとなると、競馬場に入って馬券を買わないと申し訳ないので、1レースについては単勝(か複勝)100円は買っていますが、それ以外は持参した電子書籍を読んで涼んでいます。無欲の買い方は物語的には大きな当たりを引き寄せることもあるようですが、私はまだそういうラッキーには遭遇していません。交友関係は、SNSやオンラインゲームの方が多いようです。

若い人たちは町内会や自治会、ボランティアサークルに入って、自分だけでなく次世代や他人に役立つことを考えて頑張ると良いと思います。地域貢献は様々な形で行われており、その意義は侮れません。

私自身は仕事をしていますが、人間関係はインターネットの掲示板並みのレベルです。挨拶がなく、人によって態度が変わりまくり、横柄でマウントを取る人たちに囲まれて仕事しています。だから会社に居場所なんてないし、長居もしたくないです。安定した居場所といえば、自宅くらいですかね。

しかし、自分のペースで働き続けることができれば、それが居場所になるのだと感じています。資本主義社会では老人の働く場所が限られるため、居場所も少なくなる傾向にあります。これは高齢者雇用の問題でもあると思います。

オジサンたちが一歩間違えると、自分の存在価値をクレームをつけることに見出すようになることもあるので、居場所を提供してあげる必要があります。(実際に自分もクレーム対応で高齢の男性と接したことがあります)

定年後でも会社に現れて、昔の話やセクハラ話を繰り返す元上司がいました。そんな年寄りにはならないように若手社員には伝えています。

地域には深く関わっている方々がいる一方で、忙しいだの理由をつけて関わらなかった結果、居場所を見つけようとするのは都合が良いと感じる人もいます。しかし、地域に居場所を求めるならまずは回覧板を回して隣りの方と顔を合わせることから始めるべきです。

私なら定年後もアルバイトをするでしょう。週に2、3回でも70歳になっても健康のためややりがいのため、小遣い稼ぎのため、社会との繋がりのために働くことで、高齢者の求人が増えることにもなります。

居場所を提供してもらっていた人は、定年後も誰かに居場所を提供してもらおうとする傾向にありますが、自ら何かのコミュニティに参加しない限り、誰も誘ってくれないでしょう。

若い頃は、風俗や飲み屋や遊戯玉や競馬などにいるジジイは嫌いでしたが、自発的に家から出て人との関わりを持つことは孤独死する引きこもり独居老人よりも良いと感じるようになりました。

海外ではヌーディストビーチに年配者が多くいるそうですが、日本でも混浴温泉を充実させて観光旅行に来てもらえると良いのではないでしょうか。

ただ、高齢者たちが居場所を求めること自体は問題ではありませんが、その行動が迷惑になる場合もあります。特定の場所を長時間占領したり、謎のルールを作って周囲に強要することは、周囲への配慮が必要です。

地方では一軒家で家の周りに花を植えるなど、家自体が居場所で全然飽きないかもしれませんが、都会のマンションでは1日部屋にいたら息が詰まると感じる人が多いようです。そういった人たちにとってイオンなどの休憩所は、居場所を見つける良い選択肢となるでしょう。

しかし、老若男女、場所関係なく、あまりにも長時間居座られるのは周囲に迷惑をかけることもあります。図書館の新聞コーナーなどは、居場所になる人が多くて他の利用者にも影響が出てしまいますね。

日本のサラリーマンはリスクを背負っています。退職後に自分の社会的役割がなくなることが決定していると感じる人が多くいます。ボケたりストレスを家族に当てることで家庭崩壊するケースもありますし、退職金を使って始めたお店も長続きしないことも珍しくありません。

日本社会では、断捨離の対象にまで人間関係が含まれる時代になっています。家や土地、お墓や仏壇、先祖への感謝を持つ習慣も変わってきています。これが少子化の要因の一つかもしれません。

この大規模な断捨離社会の未来は、修理できないインフラや借金まみれの国、馬鹿な政治家だけが残るのでしょうか?少子化はさらに進行し、日本社会はますます変化していくのでしょうか。

男性の高齢者が暗いと感じるのは、女性同士の関係が比較的良好なのに対して、男性は寂しいから近距離に寄り添う傾向があるためかもしれません。海外ではリタイヤした白人の高齢者同士が積極的に交流している様子を見ると、日本の男性の高齢者は暗いと感じるのも納得ですね。

暇ならば、働くことも一つの選択肢です。年齢に関係なく働くことで税金を払い、社会に貢献することができますし、少子化対策の一助にもなります。

最後に、「発電所に発電機繋いだチャリ置いてこがせとけ」という言葉がありますが、何かの形で自分の存在を残すことが大切であると感じます。そのためには居場所を求めるだけでなく、社会に対して何かしらの貢献をすることも重要なのかもしれません。

コメント

タイトルとURLをコピーしました