突然やってくる認知症。防御策はあるのでしょうか?

生活

短期記憶とは、数分から数時間前の比較的短い期間保たれる記憶のことです。短期記憶が保持できなくなっている状態のことを「短期記憶障害」と言います。認知症における短期記憶障害や記憶の種類について紹介します。

認知症は、さまざまな原因疾患により認知機能が低下し、これまでできていた日常生活に支障が出ている状態のことを指します。原因疾患には、アルツハイマー病、レビー小体病、脳血管障害、前頭側頭葉変性症などがあり、最も多いのはアルツハイマー型認知症(アルツハイマー病)です。

アルツハイマー型認知症は、短期記憶障害で発症するのが一般的です。一方で、長い期間保持されている長期記憶については維持される傾向があります。つまり、昔のことは覚えているけれど、最近のことは忘れてしまうのが、初期のアルツハイマー型認知症の特徴と言えます。

物忘れは加齢によっても増えていくものですが、それが悪化していくのが認知症です。一般的に、加齢による物忘れは体験の一部を忘れるのに対して、認知症による物忘れは体験全体(体験したこと)を忘れると言われています。認知症の前段階であるMCI(軽度認知障害)は、物忘れによって日常生活で多少困ることはあるけれど、十分に自立して生活できている状態です。認知症は物忘れが悪化して日常生活に支障が出て、自立して生活するのが難しくなっている状態です。

物忘れは加齢や認知症以外に、同時に複数のことを処理しなければならないような多忙なときにも起こります。「失錯(しっさく)」といって、脳が処理しきれずに一部の記憶が飛んでしまうのです。そのほか、夜中に突然起こされたときや入院中など通常とは違う環境におかれた場合などに「せん妄」といって意識が混濁し、短期記憶が失われることがあります。こうした場合の記憶障害は一時的なものなので、認知症による症状とは異なります。

家族が気付いて医者に連れて行こうとして、素直に受診してくれるならいいけど、今の後期高齢者世代は戦中~戦後に生まれて、例えば「老いては子に従え」みたいな価値観が塗り替えられる教育を受けてきているため、変にプライドだけ高くて「私は大丈夫」「関係ない」「病人扱いするのか」みたいな言動をとる人が多いようです。それでいて人の目や評価を気にするのが多いと思います。ある意味、「老い」るという覚悟ができていないのかもしれません。(戦前の方々は、それこそいつ頭の上に爆弾が落ちてくるかわからない状況を知っているから、比較的人の話を聞いてくれたりしていたとも言われます。)

予防については、自分でも行っていると思いますが、おかしくなった時には医療診断という客観的な事実が必要なのが現実です。なんせ介護制度が確立したのはここ20年くらいと、支援を受けること自体が難しい状況です。

それを理解・学習してこなかったのが、まさにこの世代なのかもしれません。

親が認知症になってしまいました。 以前、「そんなに寝てテレビばかり見てたら認知症になるよ!」と言っていた方は元気です。酒もタバコもやらず、おしゃべりが大好きで、毎日友人と会食したり、ヨガやダンス、映画サークル、国内外の旅行などにも積極的に参加していました。また、食事も魚が好きで健康的な生活を送っていたため、病気の心配もしていなかったのですが、突然認知症になってしまいました。

こればかりは誰がなるかはわからないと、ガンと同じですね。健康的な生活をしていても認知症になってしまうことがあるのです。

現在70歳になりましたが、物忘れはほとんどありません。しかし、私の友人は65歳の時に突然認知症になりました。認知症は徐々に進行する場合もありますが、友人のように突然発症することもあります。こればかりは防ぎようがないかもしれませんね。

気休めかもしれませんが、脳トレやクロスワードパズルの本を読むことで、認知症予防に役立つと言われています。私はマンションの管理員を10年間しており、この仕事は頭と身体を適度に使うため、認知症予防に少しでも役立っているのではないかと考えています。

今後も気力をしっかりと持ち続け、健康な生活を送りたいと思っています。

他の人も書いているが、早期治療が一番先延ばしにできると言うのに、怪しい段階では絶対病院行くのを受け入れてくれない。 自分だって突然認知症外来に行くよう言われても抵抗するのと同じだと思うけど、国で定期検診に組み込んでほしい。 正直、素人では判別がつかないため、心配する家族ほど質問責めしてしまうと思います。ボケてない!って怒られたりすることもあるから、「早期発見が重要」と「事実確認をしない」の両立は家族だからこそ難しいと思います。 家族がどうでもいいと思っていれば、異変に気付いても事実確認もせずに放っておくだろうし。

認知症の原因疾患は予防できないことが知られており、記事中でも記憶障害を予防する確実な方法はないと明記されています。しかし、この記事は特定の記憶障害を予防しようとするものなのか、認知症に関する医療解説が主なのか、その意図がわかりません。認知症の専門医による取材記事であれば、認知症を発症した場合の心構えや生活のアドバイスなど、より前向きな情報提供が望まれます。

以下は、短期記憶障害の症状の例です。

  • 物を置いた場所がわからなくなる
  • 5分前に聞いた話を思い出せない
  • 何度も同じことを聞く
  • 今日が何月何日かわからない

このままが母親であり、説得して病院に連れて行くまでに2年かかりました。大喧嘩をしながらのことでしたが…。

脳の圧迫は見られましたが、まだ薬を出すまでではないと言われました。ただ、物語の記憶テストは0点です。昔の記憶はしっかり残っていますが、ちょっと前のことは全て忘れています。怒りたい気持ちを抑えながら何度も質問に答えています。怖いのでガスコンロをIHに変えました。家事はまだできますが、このまま進んでいってしまうのかと思うと、とても不安で仕方ありません。

早期の薬の開発を望んでいますが、癌と同様になかなか難しいでしょうね。

私の父親も正常圧水頭症から来る短期記憶障害があります。最初はエピソードそのものがなくなるようで、私は怖くなりました。手術すれば治ると言われていますが、実際には微妙なものです。ある程度進行を遅らせることができるかもしれませんが、歩行障害や排尿障害も出ます。基本的には無気力になるようですが、我慢を司る前頭葉が損傷するため、場面によっては怒りっぽくなることがあります。

脳の手術を受けたため、平均よりも認知面でも早く回復するだろうと覚悟しています。介護度合いは要介護2になりましたが、年1回の旅行などは無理でしょうね。数日間のショートステイに入ることになった際には、行く前夜に鬼の形相で騒がれてしまい、ひどく落ち込んでしまいました。まるで姥捨山に連れて行かれるような勢いでした。ショートステイの利用を打診するたびに、あの形相を見ると気が滅入ってしまいます。

どこも同じなのでしょうが、子供の言うことなんか聞かないし、施設の利用も極端に嫌がるんですよ。お菓子売り場で泣き喚く幼稚園児と同じですね、本当に。

“Aさんが『一緒に行った旅行で〇〇にも行ったよね』と言ったけど、思い出せない。もう1人の旅行同行者に聞いたら、その場所には行ってなかったと言われた。”

“Bさんが『一緒に△△でランチしたよね』と言ったけど、私は覚えていない。ランチは必ず写真に撮るので確認したけど、写真にも出てこない。”

私自身の記憶もあやふやで、こういうことが言われるととても疲れます。でも、皆同じ年代なので、結構あることです。誰もまだ認知症になっていないことを信じたいと思います。

大切なものだからなくしたら困ると、どこかにしまってしまいます。その後、その大切なものが必要になった時に、どこにしまったか記憶が抜けてしまうことがあります。半年後や三ヶ月後の場合はまだ良いですが、翌日になって記憶が飛んでしまい、あちこち探してしまったら、しまっていたものが何とか出てきた時は自己嫌悪に陥ってしまいます。焦れば焦るほど冷静になれず、これが認知症の初期症状かと、かなり悩んでしまいました。

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