侵入強盗全体の数は2003年をピークに減少傾向にありますが、住宅を対象とした侵入強盗は、一度は減少したものの、2022年には290件と約20%も増加しているようです。一人暮らしや留守が多い家庭の場合、空き巣や強盗に狙われやすいことに注意する必要があります。今年1月に発生した東京都狛江市での強盗殺人事件をきっかけに、防犯意識を強く持つ人が増えており、防犯グッズの売れ行きも上がっているようです。空き巣や強盗に狙われやすい家には特徴があり、犯行の多い時間帯や手口にも傾向があるため、把握して対策を立てることが有効です。
以前、アパートの一階に住んでいたときに空き巣に入られたことがあります。住宅街であまり人通りがなく、窓ガラスを破られて侵入されました。数ヶ月後、警察から犯人が捕まったとの連絡がありました。警察からは、供述内容に誤りがないか確認するために警察署に来てほしいと言われました。調書と、犯人が描いた私の部屋の見取り図を見せてもらいました。見取り図が異常に正確で、気持ち悪かったです。刑事さんによると、泥棒は空き巣に入っているときに異常に集中し、現場のことを詳しく覚えることが多いそうです。見取り図の余白には、「全体的に散らかっていた」と書かれていましたが、これは大げさすぎると思いました。
過去に二度程、空き巣に入られたことがあります。とは言っても、私自身や家族がいる時に侵入されたのです。侵入者は別室や二階にいる時を狙っており、金目の物がある場所を把握して靴の上から何かをかぶせて入ってきました。
その情報収集力、判断力、行動力、そして度胸を、まともな分野で活かせばいいのにと思いました。
数年前、うちのすぐ近くの家に、家に人がいるにもかかわらず、明け方近くに泥棒が入ったことがありました。さらに、半年後には同じ手口でまた入られました。犯人はまだ捕まっていません。 住んでいる住宅街では、警備会社と契約しているお宅も多く、人通りもそこそこあり、パトカーもたまに巡回していますが、これらの対策も泥棒を防ぐには十分ではありません。 戸締りは昼夜関係なくしっかりと行い、夜間でも台所やリビング、玄関には照明を点け、リビングにはテレビをつけたままにしています。 毎月、地元の警察署から防犯マップが配られるので、住んでいる地域の犯罪をチェックしていますが、最近は比較的落ち着いています。しかし、油断はできません。
警察の対応が追いつかない状態で、司法も厳罰には腰が引けた状態です。そのため、害獣対策と同じレベルのことをしても、犯罪者に危害が及んでも罪に問わない程度が適切だと思います。
都市部を中心に、現在の日本の治安はその水準まで落ちていると思います。犯罪者に対して甘すぎる社会が、こうした状態を引き起こしたと断言できますね。
鍵のかかった部屋
榎本径は「最上階というのは、1、2階に次いで狙われやすいんです。屋上のドアに掛かっている鍵というのは大抵はピッキングで開けられてしまう、適当なものです。屋上からロープを使って下降すれば、ほとんどの部屋のバルコニーや窓にアクセスできます。補助錠の他に、こういったセンサーやガラスに貼るフィルムなども効果的でしょう。次に警戒すべきは、やはり玄関です。ドアの鍵は最低でも二つ、出来れば三つ付けておくことがベストでしょう。三つともシリンダーを同じにすれば、1本の鍵で開けられますよ。それでもピッキングの手間は3倍になります。一番簡単なのは、三つの鍵のうち、上下の2個だけは開け閉めし、真ん中の鍵は開けておく方法です。ただし、真ん中の鍵だけは開錠方向が上下とは逆になるように取り付けます。こうすると、泥棒が三つをピッキングしたとしても真ん中は閉めたことになるので、ドアは開きません」と述べています。
風の強い日に、窓ガラスが2箇所割られ、空き巣に入られました。3重ロックや面格子があっても、効果がありませんでした。家の中は土足の跡で汚れていました。逃げやすいように、全ての窓の鍵も開いていました。事件から10年近くが経ちますが、犯人はまだ捕まっていません。事後の対策として、センサーライトや監視カメラを設置し、植木を剪定して音の出る砂利を敷くなど、被害額以上に多くの費用がかかりました。油性マジックによるマーキングも、玄関の取っ手や門柱の目立たない場所にありました。国内各地で職業泥棒が荒らしまわっている現状があります。また、警察情報によると、地域ごとに必ずコソ泥が存在するとのことです。
私の実家の周りは、一周している砂利が音を立てるようになっていますが、その効果は抜群だと思います。2階にいても、親が物置に行くときのジャリジャリという音で歩いていることがわかり、普通に歩くときのジャリジャリ音、そして静かに歩くときのゆっくりしたジャリジャリ音もすぐにわかります。おしゃれな家では砂利を敷くことは好まれないかもしれませんが、防犯面を考えると、砂利を敷くことは対策の一つになると思います。
以前は、よくマーキングがつけられると聞いていましたが、最近は地図アプリを共有して、そこに情報を入れることが一般的になってきました。そのため、何もマーキングがつけられていなくても安心できないと言えます。
マーキングに関しては、思い当たることがあります。同じ場所に不定期にゴミを置かれることがありました。単なる不法投棄かもしれませんが、置いたままにしないように心がけています。
一人暮らしをしていたとき、表札にマーキングされたことがありました。ある日気がついたら、赤や緑のシールを貼られたり、マジックペンでマークを書かれていました。マーキングだと知り、シールを剥がしたり文字を消したりしましたが、気づくとまた貼られたり書かれたりして、気持ち悪かったです。
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