20代が「結婚しよう」と思う年収は?子育てをしない選択がメリットになる現代社会とは?

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20代の皆さんが「結婚しよう」と思える年収は、どのくらい必要なのでしょうか。全国の20~29歳の男女1000人に調査をしたところ、半数以上の人が「年収600万円あれば結婚を考えられる」と回答しました。しかし、2割弱の人は「年収がどんなに多くても結婚したいと思えない」と考えていることが分かったそうです。

配偶者の家政婦やATMになる可能性を考えると、結婚する理由がなかなかありません。ただ、どうしても結婚したい相手がいる場合や、子供が欲しい場合は別です。

昔のように、結婚するのが当たり前というプレッシャーがなくなると、こうなるのが自然な流れだと思います。逆に言うと、昔は結婚したくないけど流れでしてしまった人がかなり多かったのだと思います。

確かに、結婚や子育てにはお金がかかります。年収が高いことは望ましいことですが、現代では若者の非婚化や少子化は、お金の問題以上に様々な考え方の多様化が認められるようになったためだと思います。

かつては、独身は白い目で見られることが一般的でした。特に女性に対してそうでした。しかし現代では、独身であろうが、既婚であろうが、子供を持たない選択も非難されることは少なくなりました。

ただし、結婚して苦労しながらも協力して生きていくこと、特に子育ての楽しさや尊さは、やってみなければわからないかもしれませんね。

「結婚や子育ては苦労ばかりではない」と、若い人たちに伝えたいです。

少子化の原因の一つに、子育てをしない選択が経済的なメリットになってしまうことが挙げられます。人々は、金銭的な余裕や自分の時間を大切にしたいと考えるようになり、自分で子育てをするよりも、他人に子育てを任せて年金をもらうことが得だと考えるようになっています。次世代の育成負担は、他人が担うことができるという考え方が広まっています。

豊かな生活を送るためには、子育てをしないことがライフハックとして広がりを見せています。しかし、金銭的な損得に目がくらんで、子育てをしない選択をする人たちこそが増えてしまっています。

このような現状には、子育て家庭には給付を行い、子育てをしない人たちには課税を行うという対策が必要です。しかし、このような対策はあまりにも中途半端であり、異次元の対策が必要になっています。子育てすることが、子育てをしない選択よりも経済的にメリットになるような対策を講じる必要があります。

恋があるから結婚すると思いますが、人間は動物の一種であるため、女性は特にある年齢になると、生活費を稼ぐための生存本能や、将来子供に自分の面倒を見てもらいたいという理由から、結婚相手を探すことが多くなります。恋はその後付けが多い気がするし、恋かどうか分からないまま、男性を物件として見て結婚する人もいます。

そのため、女性が結婚相手の年収を吟味するのは当たり前だと思います。恋によって年収に惹かれることもあるでしょう。

現実的な問題として、子供を作った場合、十分な収入が得られず、正社員になっても子供にお金がかかる40代で定年することが現実の問題です。そのため、二の足を踏むことは当然と言えます。 最低でも最低賃金の倍増と、同じ職種で同じ給料を得られるようにならない限り、人口は減り続けると思われます。

私自身は外資系企業に勤めていますが、30歳で年収800万円、20代は650万円から750万円の範囲でした。金融業界ではないため、業界全体としては給料は低めですが、世界シェア1位の企業であり、東大・京大の院卒も多いです。

20代中盤で院卒だと、ほぼ新卒の時期にあたり、600万円をもらえるのはかなりの上位層だと思います。

もし、「家事は半々だけど専業主婦になりたい」とか、「扶養の範囲内でパートするから共働き」と言う人がいたら、積み重ねた努力の差が見合わないことを伝えてあげたいです。

知り合いの女性は年収ほぼ1000万円で、自宅で母親と同居しています。母親には資産収入があるため、給料は小遣いだと言っています。コロナ前は年数回海外旅行をし、外車を乗り回し、デパートの外商サロンへ暇さえあれば出かけていたそうです。

当然のことながら、結婚願望はありません。旦那さんも子供も、私にとっては自由時間を奪うだけの存在です。「結婚する奴はバカとしか思えない」と、既婚者の前で堂々と言っています。

非婚化は、貧困だけが原因ではないことが、よくわかる事例です。恵まれすぎた環境も、結婚を遠ざけています。

家庭や子供に価値を感じないような社会になってしまったのは、誰のせいかはっきり分かりませんが、単純に収入だけの問題ではなく、お金こそが至上の価値だとマスコミも含めて煽ってきた結果がこうなってしまったのではないでしょうか。

結婚自体は悲観するほど大変ではありませんが、子育ては大変です。時間、お金、体力、精神力が必要です。子供が1人であれば、子育てに奮闘しながらも何とかなるかもしれませんが、子供が2人、3人と増えるにつれて、負担は増えます。大事に育てたいのであれば、子供は1人にした方が良いでしょう。

子育て中は自分の考え通りに行かないことが多いです。子供が働き始めるまで、貯金どころか借金が増えてしまいます。老後資金を貯めるためにも、子供が多いと貯金し始める時期が遅れてしまいます。

現代において、子供を育てても、子供たちは自分たちの老後の面倒を見てくれないことが多いです。自分たちの老後は自分たちでどうにかするしかありません。そのため、子供を産む理由は、単純に子供が好きだからや、社会的なプレッシャーを受けているからだけといっていいでしょう。子供がいると、時間的にも経済的にも制約が増えます。私自身、子供が2人いますが、損得だけで考えたら子育てのメリットはほぼありません。

結婚は苦楽を共にすることだと言われますが、苦しみはいりません、楽しさだけでいいんですよね。

私の奥様は、結婚してから看護学校に通って看護師になりました。学校に通っている間は私が寝ずに働きました。私はトラックの運転手でしたが、奥様が看護師になった後は、毎日家に帰れる職場に転職しました。

その後、子どもが2人生まれ、家族4人で仲良く暮らしています。結婚当初はとても貧乏で大変でしたが、いい思い出になりました。

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