水道事業の値上げに伴う節水の重要性と対策について

生活

2043年までに全国の水道事業体の94%が値上げを行うと予測され、平均値上げ率は43%になるという調査結果があります。自治体によって水道料金に差があるため、家庭での節水が重要です。

食器洗いは時間がかかりますが、水量を節約して洗えば、手洗いの方が節水になります。また、洗濯はまとめて洗うと、皮脂汚れが黄ばんで落ちなくなり、服をダメにしてしまいます。毎日洗濯すれば、コストは低く抑えられると思います。

インフレ時代なので、よく考えて効果のある節約をすることが、生活レベルを維持するために必要だと思います。

人口密集地では多くの世帯が水道事業コストを分担するため、一世帯当たりの負担額が少なくて済みますが、過疎地では住宅が点在しているため、効率が悪くなりがちで、料金がある程度高めになるのはやむを得ないところがあります。

現在、多くの地域で使用されている水道管は、高度経済成長期に敷設されたものが多く、既に耐久期限とされる半世紀に差し掛かっているか、越えているところも多いでしょう。

幾つかの地域で相次いで発生している水道管の破裂事故は、今後ますます色々なところで起きかねない危機的な状況です。これは国難と言っても過言ではなく、政府が各自治体に財政的な支援の支出を伴った国家プロジェクトとして、老朽化している水道管から順次、新しい管に交換する公共事業を進めなければなりません。自治体に任せきりにするわけにはいかず、自分たちは何もしないで責任を回避することもできません。

そのため、このような時に水道事業の民営化の規制緩和をすることはできません。新規参入者の儲けを優先することではありません。

経済学には、「合成の誤謬」という有名な現象があります。

「ある個人が貯蓄や節約に励むと、その人の資産が増えるという効果があるが、国民全員が貯蓄や節約志向になると、国全体の消費が減退し、国民の総所得が減ってしまう。」

この記事も同様の考え方があります。 上水道・下水道設備、浄水設備・管理者といった費用は固定費です。 よって、水道料金は水道使用量を基準に全体の固定費を分配したものです。

したがって、誰かが節約をすることは他人の費用負担が増え、全体的な固定費は変わらないことになります。 市民全員が同じだけ節約しても、一人ひとりの節約効果はゼロになってしまいます。 自分で自分の首を絞める行為であるため、渇水時期を除いて水を節約することは意味がありません。

節水すると、水道事業の収入が減少し、売り上げからメンテナンス費用が賄えなくなり、赤字になってしまいます。現在のような節水機能が進化するとは予測できなかった時代の損益分岐点が、今になって影響し始めました。水道管や継ぎ手の更新は、水道水の消費量に関係なく、経年劣化が要因です。放置すると、漏水量が増大します。

しかし、このメカニズムを説明しても、世間はまともに反応しません。

水道代が大幅に値上げされることを前提に考えると、雨水の利用も検討する価値があると思います。基本的に、飲料水以外のものに関しては、雨水が有効に利用可能なはずなので、貯水可能な環境にある方は、検討してみることをお勧めします。

地価が上昇している地域では、まず水道工事の落札率を調べましょう。落札率が95%以上であれば、談合を疑う必要があります。この問題を改善せずに地価を上げることはできません。

次に、井戸を使用している家に井戸水のメーターを取り付けましょう。未だに取り付けていない地域があるようです。井戸メーターは下水道料金を徴収するために取り付ける必要があります。下水に流すのだから、料金を支払う必要があるのです。

最後には、工事に協力することが大切です。通行止めや断水、騒音、振動などに理解を示せば、工事費用を抑えることができます。

なぜ水道代が上がるのか、その原因や対策について考えずに高額な料金を払うことが前提となっているのか、電気代も同様ですが、それでいいのでしょうか?思考停止でいいのでしょうか?インフラが外資に買われ続けていいのでしょうか?国民一人ひとりが垂れ流される情報に流されず、自分で調べて行動するべきだと思います。

水道料金の節約に関するスキルについて、私はあまり詳しくありませんでしたので、情報提供ありがとうございます。

地球の資源を節約し、節水にも賛成ですが、料金が上がり家計を圧迫しているため、悲鳴が上がることもあると思います。物価は上昇し続けていますが、賃金は上がらない場合もあります。何とかならないものでしょうか。

また、インフラの水道管が50年以上経っており、破裂するニュースもあります。簡単な工事ではないため、値上げの理由として自治体住民に内訳を正確に説明していただければ、やむを得ないと思います。

毎日お風呂に入ることができない。それが当たり前になってしまった。風呂に3日入らなくても死ぬことはないので、いいのだが、買った惣菜やレンチンご飯は容器のまま食べることができるため、食器は必要ない。銭湯は、電気やガスの値上げにより、水道代も上がっている。地元にある昔からの銭湯は、これからも続けていけるのだろうか。好きなので時々行くが、入浴料もまた値上げされるのだろうか。少量の洗濯も、たらいと洗濯板で手洗いしなければならない。

もっと根本的な問題について考えましょう。 民営化を廃止するべきです。南米やアフリカでも、民営化をやめるために多くの犠牲が出ました。 日本でも、麻生太郎氏がかつて国の水道を完全に民営化すると公言し、娘も今は民営化されたヴェオリアに嫁いでいて、経団連幹部にも就いています。 世界中で問題が起きているのに、日本は逆行しているのです。 本当に国民運動しかありません。現実に値上げが公然とされ、節水を促していることは、もうやめて欲しいと思います。 花火や食べ物など、何度同じ手口に騙されるつもりですか? そのような従属的な考え方は、もうやめましょう。私はそれを第二の悪と考えています。 もう同じ手口で騙されることは許されません。水を守れなければ、地獄しかありません。水質も悪化し、料金もどんどん高くなっていくでしょう。コンセッション方式など、民営化にまつわる問題が欠落しているため、本当のところを調べましょう。

風呂の湯の計算は一人で入った場合でしょうか? 湯を入れ替えるたびに計算するわけではありません。一度貯めてから3〜4人程度入れば、一人当たりの費用は10〜20円程度ではないでしょうか? 逆に、シャワーの場合は、各自が使用した分だけ計算すれば、同じ金額になると思います。また、節水シャワーは今では当たり前のものとなっています。

さらに、水道代は各自治体の税金のようなものであり、もともと水は無料です。ダムに貯めたり、ポンプで給水したりするための管理費用や経費だけがかかります。もちろん、配水管などのメンテナンス費用も含まれているでしょうが、これらを作る費用は公共事業費から出ています。一般市民の水道代から出ているわけではないはずです(?)

私が住んでいる地方都市では、川の水ではなく地下水を汲み上げて浄化し、各戸に配水しています。これは簡易水道ではありません。施設運用費などを素人計算しても、市に入る金額は水道代収入よりもかなり高いと思われます。そのため、市民の多くは「水道税」と呼んでいます。

消費税を減税すると、間接費がかかりすぎて景気がますます悪化するため、軽減科目の見直しをしっかり行うことが効率的だと考えます。また、オムツや生理用品など貧困に苦しむ子供たちに対する支援策が必要であり、ガソリンなどの二重課税を放置している政治家たちは怠慢だと感じます。まずは、一つ一つの問題に対して改善していくべきです。

水道の整備や維持のための保守や修繕が、他のライフラインに比べて疎かになっていたことに疑問を感じます。やっと十分な予算を回すのか、増税のためだけの値上げなのか、発案元の考え方が気になります。

日本は世界一きれいで安全な水があるにもかかわらず、ガスや電気に比べて安すぎると思います。私の県は、日本有数の水源地で蛇口を捻ると美味しい水が飲めます。カルキ臭くもなく、ミネラルウォーターを買う必要もありません。値上げにも納得できます。

節水方法については、特に目新しいものはありませんでした。従来通りです。食洗機を使う場合、乾燥まで行うと電気を消費します。北海道の例を挙げると、離島ではどうなのでしょうか?洗車についても、水を出し続けることはありません。皆さん、それなりに節水に取り組んでいると思います。

自分自身が災害などで断水を経験したことから、水のありがたみを身に染みて感じています。無駄遣いをしないようになりました。

私は二人暮らしで、2カ月で60立方メートルの水を使って16,000円かかっています。風呂や洗い物は出しっぱなしにせず、食器の洗い物も少なめで、毎日シャワーしか使っていません。平均的な使用量と比較すると、私の家は二倍以上も使っています。なぜ平均的な使用量がそんなに少ないのでしょうか?神奈川県の上下水道は高いのでしょうか?

住宅政策の失敗ですね。空き家が増えているのに、新築減税ばかりで、宅地が足りないと宅地に適さない斜面を宅地造成してしまいます。そうすると、広島のような災害が起こってしまいます。斜面地の宅地造成を禁止し、旧市街地の空き家の転売を促進し、宅地をコンパクトにするスモールシティにしていくべきです。住宅地の面積が小さくなれば、インフラの費用も抑えられます。

食器洗い中や風呂に入っているときは出しっぱなしにすることがあり、あまり気にしたことはありません。洗濯機も1台や2台で使用することがあり、洗車の時は出しっぱなしにしています。それに、飲める水道水があるので、4割でも問題ありません。日本くらいがそうでしょうか?安全に飲める水は。

節水型トイレは小便だけではつまりが発生しやすくなるので、時々大を流すようにしましょう。洗濯に風呂の残り湯を使うことは節水にはなるでしょうが、衛生面を考慮する必要があります。

夕張は財政破綻しているので、水道料金が高いですね。もう、地方はインフラの縮小を進めないといけません。料金を値上げして節水を促し、そのために水道収入が減り財政が悪化するという負のスパイラルに陥らないよう、地方は中心部に集約していく必要があります。手遅れにならないようにしましょう。

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